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RoHS対応

マグネットチャックセット

E-9939

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マグネットチャック

仕様/価格 MTBR

オーダー
磁極サイズ 磁極数 吸着力
磁極当たり
N
吸着力
(全面)
kN
付属コント
ローラー
定格電流
A
質量
kg
価格 在庫設定 在庫情報 製品BOX CAD
DXF STEP
135690 MTBR500HD70S1 φ70 16 6150 98 NMC-100 8.4 71 1,070,000 × お問合わせ 追加 DL DL
135691 MTBR630HD70S1 φ70 32 6150 196 NMC-100 16.4 114 1,545,000 × お問合わせ 追加 DL DL

寸法図・サイズ表

選択 オーダー
A B C D
135690 MTBR500HD70S1 φ500 480 51 φ70
135691 MTBR630HD70S1 φ630 620 51 φ70

仕様/価格 MTBP

オーダー
磁極サイズ 磁極数 吸着力
磁極当たり
N
吸着力
(全面)
kN
付属コント
ローラー
定格電流
A
質量
kg
価格 在庫設定 在庫情報 製品BOX CAD
DXF STEP
135692 MTBP500HD70S1 φ70 16 6150 98 NMC-100 8.4 88 1,090,000 × お問合わせ 追加 DL DL
135693 MTBP630HD70S1 φ70 30 6150 184 NMC-100 15.2 144 1,385,000 × お問合わせ 追加 DL DL

寸法図・サイズ表

選択 オーダー
A B C D E F G H I J
135692 MTBP500HD70S1 500 500 51 φ70 50 200 200 50 300 100
135693 MTBP630HD70S1 630 630 51 φ70 65 125 125 250 65 500

材質・熱処理・表面処理

名称 材質
マグネットチャックセット SS材

特長

[付属品]コントローラー

使用例

立形マシニングセンタ

立形マシニングセンタ

立形マシニングセンタ

門型加工機

5軸加工機

5軸加工機

使用方法

吸着力と磁束密度の基本的な考え方

 

ワーク中を通過する磁束量が吸着力を決定する条件となります。確実な固定のためには、ワークの中にできるだけ多くの磁束を取り入れることが必要です。 単位面積当たりの吸着力は、磁束密度の増加量に対して2乗で増加します。
一般的なクランプの場合、永電磁チャックのN極とS極に正しく置くことで磁束を できるだけ多く取り入れることができます。(図1)

隣合う磁極は異なる磁性ですので、N極とS極が出来るだけ同数接するようにワークをバランス良く設置してください。

 

 

 

磁極接触面積(㎟)

吸着力は、ワークの磁極接触面積の増加量に対して比例で増加します。接触面積が倍になれば、ワーク中を通過する磁束量も倍になり吸着力も倍になります。(図2)

 


また、接触面の凹凸が少ないほど吸着力は強くなります。(図3)

 

 

 

嵩上げブロックによる吸着効率(%)

嵩上げブロック(マグハイトブロック等)が高くなるほど、ワークに流れる磁束が減少します。右記のグラフより吸着効率を考慮してください。(図4)

 

 

 

ワーク材質による吸着効率(%)

加工ワーク、もしくは嵩上げブロックの材質によって吸着効率を考慮してください。(図5)

 

 

 

ワーク表面の状態による吸着力(N/㎟)

加工ワーク、もしくは嵩上げブロックの表面の状態(密着度=エアギャップ)によって吸着力が変わります。表面の加工状態によって単位面積当たりの吸着力を求めてください。(図6)

 

 

 

吸着力の計算式(N)

 

 

 

ワークの推奨サイズ

 

ワーク中の磁束は、マグネットチャックの一方の極の中心からもう一方の極の中心へ半円を描くように流れます。ワークの厚さがこの半円よりも薄い場合、磁束はワークからはみ出てしまいクランプ力を十分発揮できません。磁束をすべて流すことの出来る適切な厚さのワーク(19㎜以上)でご使用ください。
また、吸着力を最大限に発揮させるために、4極以上に載るサイズのワーク(ワークの推奨サイズ以上)に使用してください。(図7)

ワークの推奨サイズ(㎜)

MTBHT80:166×166×19以上

 

 

 

切削推力の向き

 

切削推力の方向が、吸着面に対して水平方向の場合、切削推力に対して吸着力は 3~10倍必要になります。(摩擦係数0.1~0.3)

必要な保持力が吸着面に対して平行の場合は、その対策として、切削推力方向に対してワークストップ(ストッパー)を配置することで、加工ワークの滑りの原因となる吸着面と平行な力を軽減させることができます。(図8)

 

 

 

残留磁気

 

熱処理を施したワークは磁気が残り易いために(残留磁気)マグネットチャックから取り外しにくい場合があります。
残留磁気は、脱磁器を用いて取り除いてください。

付属

コントローラー