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RoHS対応

除振台 VPG

E-9272

仕様/価格

オーダー
サイズ 厚み 許容荷重 質量
kg
価格 在庫設定 在庫情報 製品BOX CAD
kgf N DXF STEP
158987 VPG2836-007L2 280 360 30 2.5~12 25~118 8.5 89,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158988 VPG2836-020L2 280 360 30 9~25 88~245 8.5 90,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158989 VPG3545-003L2 350 450 30 0~7 0~69 13.6 98,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158990 VPG3545-010L2 350 450 30 5~20 49~196 13.6 99,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158991 VPG3545-030L2 350 450 30 16~42 157~412 13.6 100,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158992 VPG3545-070L2 350 450 30 40~90 392~882 13.6 101,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158993 VPG3545-100L2 350 450 30 60~130 588~1274 13.6 102,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158994 VPG4045-003L2 400 450 30 0~6 0~59 15.1 102,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158995 VPG4045-010L2 400 450 30 5~18 49~179 15.1 103,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158996 VPG4045-030L2 400 450 30 15~40 147~392 15.1 104,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158997 VPG4045-070L2 400 450 30 40~90 392~882 15.1 105,000 × 在庫△ 追加 DL DL
158998 VPG4045-100L2 400 450 30 60~125 588~1225 15.1 106,000 × お問合わせ 追加 DL DL
160851 VPG2836-007HD2 280 360 30 2.5~12 25~118 8.7 100,000 × 入荷予定 追加 DL DL
160852 VPG2836-020HD2 280 360 30 9~25 88~245 8.7 101,000 × 在庫△ 追加 DL DL
160853 VPG3545-003HD2 350 450 30 0~7 0~69 13.8 109,000 × 在庫△ 追加 DL DL
160854 VPG3545-010HD2 350 450 30 5~20 49~196 13.8 110,000 × 在庫△ 追加 DL DL
160855 VPG3545-030HD2 350 450 30 16~42 157~412 13.8 112,000 × 在庫△ 追加 DL DL
160856 VPG3545-070HD2 350 450 30 40~90 392~882 13.8 113,000 × お問合わせ 追加 DL DL
160857 VPG3545-100HD2 350 450 30 60~130 588~1274 13.8 114,000 × お問合わせ 追加 DL DL
160858 VPG4045-003HD2 400 450 30 0~6 0~59 15.2 96,000 × お問合わせ 追加 DL DL
160859 VPG4045-010HD2 400 450 30 5~18 49~179 15.2 113,000 × お問合わせ 追加 DL DL
160860 VPG4045-030HD2 400 450 30 15~40 147~392 15.2 115,000 × お問合わせ 追加 DL DL
160861 VPG4045-070HD2 400 450 30 40~90 392~882 15.2 116,000 × 在庫△ 追加 DL DL
160862 VPG4045-100HD2 400 450 30 60~125 588~1225 15.2 117,000 × お問合わせ 追加 DL DL

寸法図・サイズ表

選択 オーダー
A B C D
158987 VPG2836-007L2 280 360 30 69~79
158988 VPG2836-020L2 280 360 30 69~79
158989 VPG3545-003L2 350 450 30 69~79
158990 VPG3545-010L2 350 450 30 69~79
158991 VPG3545-030L2 350 450 30 69~79
158992 VPG3545-070L2 350 450 30 69~79
158993 VPG3545-100L2 350 450 30 69~79
158994 VPG4045-003L2 400 450 30 69~79
158995 VPG4045-010L2 400 450 30 69~79
158996 VPG4045-030L2 400 450 30 69~79
158997 VPG4045-070L2 400 450 30 69~79
158998 VPG4045-100L2 400 450 30 69~79
160851 VPG2836-007HD2 280 360 30 69~79
160852 VPG2836-020HD2 280 360 30 69~79
160853 VPG3545-003HD2 350 450 30 69~79
160854 VPG3545-010HD2 350 450 30 69~79
160855 VPG3545-030HD2 350 450 30 69~79
160856 VPG3545-070HD2 350 450 30 69~79
160857 VPG3545-100HD2 350 450 30 69~79
160858 VPG4045-003HD2 400 450 30 69~79
160859 VPG4045-010HD2 400 450 30 69~79
160860 VPG4045-030HD2 400 450 30 69~79
160861 VPG4045-070HD2 400 450 30 69~79
160862 VPG4045-100HD2 400 450 30 69~79

材質・熱処理・表面処理

名称 材質 表面処理
除振台 VPG プレート:白御影石
[マウント部]
ケース:ABS樹脂
ばね:ステンレス
ネジ部:真鍮
防振材:ばね・減衰材
磨き仕上

特長

■測定結果を「より正確に」「より鮮明に」
装置本来の性能が発揮できるように、対象振動周波数:8Hz~の高い減衰特性をもつばねマウントを採用しています。外部からの伝達する振動による測定値のバラつきや画像のブレなどを防止できます。

■初期導入/メンテナンス費用の低減
初期導入/メンテナンスのコストを低減できるように、エアー不要のコイルスプリングを採用しています。
エアー除振台と比較して、近い減衰特性を持ちながらも約1/2のコストで導入が可能です。
またエアーの常時供給が不要なため、メンテナンス管理にかかる工数やエアーコストも低減できます。

■測定時間の短縮が可能
防振マウント(高減衰タイプ HD)の使用で装置揺れの収束時間を短縮。
すぐに測定を行うことができます。

■偏荷重への対応が可能
装置形状や測定物の重量により重心位置が偏る装置に対しては、マウントの組合せにより対応が可能。
偏荷重の装置での測定も問題なく行うことができます。

■省スペースでの使用が可能
最小サイズ「360×280」と省スペースでの使用が可能です。

■高耐食性・高耐久性
プレート部に石を採用。耐食性・耐久性に優れ、長期でご使用いただけます。

2023.6~防振マウントを変更しております。
詳細は「その他」からご確認ください。

構成図

使用例

本製品は外部からの振動伝達を減衰する除振台です。
電子天秤やマイクロスコープ、粘度計、光学顕微鏡などの振動を嫌う精密機器での使用に最適です。

 

電子天秤での使用例

使用方法

1.設置台の水平出しと除振台の設置

水準器を使用し設置台の水平出しを行い、ゆっくり除振台を水平においてください。
除振台の高さ調整ストロークは5mmです。調整ストローク以上に差がでないように調整してください。
 ※除振台を設置する台は、剛性、強度があるものをご使用ください。 

 

 

2.除振台の水平出し

除振台のプレートの上に水準器を設置し、高さが低い所のマウントの調整ダイヤルを反時計回りに回して上げてください。
高さ調整ストロ-クは5mmあります。

 

 

3.装置の設置

装置の重心位置と除振台のプレート中心位置を合わせて搭載してください。

 

 

4.装置の水平出しと防振マウントの隙間の確認

装置の水平がでていない場合、防振マウントの調整ダイヤルを回し、装置の高さを調整してください。(上記3手順参照)
防振マウントの沈み込み状態によって除振機能が発揮されているかどうかを確認することができます。
偏荷重によりマウントの一部だけ下の表の「除振機能が発揮されていない状態」になっている場合は別途ご相談ください。
マウントの変更で対応できる場合があります。

 

  正常な状態 除振機能が発揮されていない状態
マウントの状態

除振機能が正常に

発揮されている状態。

積載不足により除振機能が

発揮されていない状態。

積載オーバーにより除振機能が

発揮されていない状態

 

 

振動が取れない場合の対処法

 

振動が取れない場合は以下の方法を試してください。

試した結果、振動が取れない場合は弊社へお問い合わせください。

 

確認方法

  • ①装置を前後左右に押し(目安:装置荷重の3%程度の力)、マウント部の可動範囲が±1mm程度か確認してください。

  • ②マウント単体の水平ばらつきが1mm以下であるか確認してください。ばらつきがある場合は、マウント設置面を水平にしてください。

  •  

     

    ③除振台を床などに置いて振動が取れるか確認してください。振動が取れる場合は、設置台の剛性が不足している可能性があるため剛性のある設置台へ変更してください。

 

 

揺れに対する収束時間

 

高減衰タイプは、標準タイプと比較し、収束時間が50%低減しています。
各特性は以下の表とグラフをご確認ください。
※以下の特性は参考数値です。与えられる振動の大きさによって変動があります。

 

タイプ 収束時間 時間軸範囲
L2(標準タイプ) 1.5sec 2~3.5sec
HD2(高減衰タイプ) 0.75sec 2~2.75sec

特性グラフ

減衰特性

各特性は次の表とグラフをご確認ください。

 

型式 鉛直固有振動数(Hz) 対象振動周波数(Hz)
鉛直 水平 鉛直 水平
VPG-L2 6 5.5 12 11
VPG-HD2 6 5.5 12 11

 

 

注意事項

除振台を移動する場合は、搭載した装置をおろし、除振台を持ち上げて移動してください。
横方向に押して移動させてないでください。

マウントケースが接触し振動が減衰しない場合があります。

修理対応

本製品の修理対応は行っておりません。

異常などが見られる場合は、交換をお願いいたします。

メンテナンス方法

マウントを外す場合はケースを持ち、時計回りに回しながら抜いてください。

挿入時も時計回りに回しながら挿入してください。

 

選定方法

除振台の選定には、許容荷重、タイプ、サイズ、特性から選定します。

 

サイズの選定

除振台は装置の外寸、重心位置に合わせてプレートのサイズを選定します。
装置の重心位置がプレートの中心位置に重なり、装置がプレートから飛び出さないサイズを確認して選定してください。

 

配置イメージ

 

 

許容荷重の選定

除振台には許容荷重が設定されています。搭載する装置と測定対象物の重量を合算し、許容荷重範囲内でご使用ください。
許容荷重の範囲では、最大値に近いほど減衰特性が高まります。
型式によって許容荷重が重複する場合は、最大値に近い型式を選定してください。

 

例)装置・測定対象物の重量:10㎏の場合

使用荷重 許容荷重 選定
オーダー№ 許容荷重(Kg)
10Kg 158990 VPG3545-010L2 5~12
158991 VPG3545-030L2 16~42 -

 

 

標準タイプと高減衰タイプの違い

除振台には「標準タイプ」と「高減衰タイプ」があり、それぞれで性能や効果が異なります。
使用環境に合わせて選定してください。

 

L2(標準タイプ)の特長、使用環境
振動に対する減衰性能が高く、装置の測定精度を高める必要がある場合に使用します。
高減衰タイプと比較し、振動に対する減衰性能は優れています。

 

HD2(高減衰タイプ)の特長、使用環境
揺れが発生した場合の揺動防止効果が高く、ステージの移動や操作が頻繁にあり揺れを早く抑えたい場合に使用します。
標準タイプと比較し、揺れが発生した場合の収束時間は優れています。

 

  L2(標準タイプ) HD2(高減衰タイプ)
振動の収束時間の短さ
振動減衰効果

その他

低床除振台は設置性や特性を向上しています(2023.6~)

 

2023.6より、一部製品の仕様を変更し、設置性と振動の収束特性を向上しています。
変更点は以下の表にてご確認ください。

 

新旧販売時期 旧型(廃番品)~2023.6 新型(現行品)2023.6~

揺れの収束

特性

収束時間 約3秒で振動停止 約1.5秒で振動停止
対象タイプ Lタイプ(№末尾L) Lタイプ(№末尾L2)

防振マウント

取付位置

取付角度 0°、90°の2方向のみ 22.5°刻みで5方向
対象タイプ Lタイプ(№末尾L)
HDタイプ(№末尾HD)
Lタイプ(№末尾L2)
​HDタイプ(№末尾HD2)

選定ナビ

特性グラフの確認

使用環境に条件を入力していただくことで、特性グラフを確認することができます。

1.支持荷重(1点あたり)

除振・防振製品1個にかかる荷重を入力してください。

kg N

2.対象振動周波数

低減したい振動周波数(低い方)を入力してください。

Hz

3.振動伝達率

対象周波数の振動を何倍にするか選択してください。

選定件数:-

以下の「選定結果を見る」から最適な機種を選択して下さい