• NBK

RoHS対応

中量マウント 防振パッドタイプ

E-9923

仕様/価格

オーダー
許容荷重 重量g 価格 在庫設定 在庫情報 製品BOX CAD
kgf N DXF STEP
167742 BMMGSM030 1.4-3.2 13.8-31.4 77 12,400 × お問合わせ 追加 DL DL
167743 BMMGSM040 2-4.7 19.6-46.1 77 12,500 × お問合わせ 追加 DL DL
167744 BMMGSM050 3.2-6 31.4-58.8 77 12,500 × お問合わせ 追加 DL DL
167745 BMMGSM100 5-11 49-108 77 12,600 × お問合わせ 追加 DL DL
167740 BMMGSP050 2-4.7 19.6-46.1 77 12,700 × お問合わせ 追加 DL DL
167741 BMMGSP150 4-12 39.2-118 77 13,000 × お問合わせ 追加 DL DL

寸法図・サイズ表

選択 オーダー
A B C D E
167742 BMMGSM030 41 56 21 56.5-59 M6
167743 BMMGSM040 41 56 21 56.5-59 M6
167744 BMMGSM050 41 56 21 56.5-59 M6
167745 BMMGSM100 41 56 21 56.5-59 M6
167740 BMMGSP050 41 56 21 56.5-59 M6
167741 BMMGSP150 41 56 21 56.5-59 M6

材質・熱処理・表面処理

名称 材質
中量マウント 防振パッドタイプ ケース:ABS樹脂
ネジ部:真鍮
防振材:エーテル系発泡ポリウレタン

特長

初期導入/ メンテナンス費用の低減
初期導入/ メンテナンスのコストを低減できるように、エアー不要の防振材を採用しています。
測定時間の短縮が可能
防振材の特性により装置が揺れにくいため、装置上で操作を頻繁にされることが多い測定に最適です。
レベル調整が容易
マウントにあるダイヤルを回すだけで簡単にレベル調整が可能。
省スペースでの使用が可能
装置に直接取り付けて除振を行うことができるため、除振台に比べて省スペースで使用が可能です。

構成図

使用例

本製品は、精密機器などに組み込み外部からの振動伝達を減衰するマウントです。
電子てんびんや光学顕微鏡等の振動を嫌う精密検査機器に最適です。

 

電子てんびんでの使用例

光学顕微鏡での使用例

使用方法

1. 設置台(マウントを設置する台)の水平を出す。

 

水準器等を使用し設置台の水平出しを行います。
マウントを設置する場所には凹凸がないようにしてください。

 

 

 

2. 設置台にジャッキ等を配置し、装置設置支持点にマウントを置く。

 

装置を持ち上げジャッキ等を設置台の上に配置します。
マウントが入る高さ(設置台上から71 ~ 75mm)まで上げたら、マウントを装置設置支持点に置きます。

 

 

 

3. 持ち上げた装置を下ろす。

 

持ち上げた装置は平行にゆっくりと下ろしてください。
マウント上部ケースと下部ケースがずれて除振性能が発揮されなくなるため、装置は必ず平行にゆっくりと下ろしてください。

①固定なしの場合

 

②はめ込み取付の場合
③ボルト固定の場合

 

 

4. 装置の水平出し

 

装置の水平が出ているか確認します。
水平が出ていない場合は、マウントのダイヤルを回し調整します。

 

 

 

5. マウントの隙間の確認

 

マウントの沈み込み状態によって除振性能が発揮されているかどうかを確認することができます。

使用高さより外れる場合は再度許容荷重を見直し選定を行ってください。
マウント使用高さ56.5~59mm

 

 

振動が取れない場合の対処法

 

振動が取れない場合は、荷重が適正か確認してください。

荷重が製品の許容荷重範囲外の場合は、適正な許容荷重の製品へ交換をしてください。

製品の許容荷重範囲内で振動が取り切れていない場合は、別売りの「中量マウント」から適正な許容荷重の製品を選定し交換されることをお勧めします。

取付方法

装置への取付

マウントと装置の取付方法は以下の3 種類あります。
ご使用される装置や環境に合わせて取付方法をお選びください。

 

取付方法 固定しない 装置にはめる ボルトで固定する
イメージ図
備考 マウントの上に装置を平行に載せます。

装置に図の寸法で取付用の穴を準備いただ

き、マウントをはめ込みます。

取付上部からボルトを差し込み固定します。
取付に必要なボルトは別途ご用意ください。

 

 

注意事項

「ボルトで固定する」取付方法で取り付ける際、マウントへの取付深さが6mm を超えてしますと性能が出ない恐れがあるため、取付ボルトの選定時にご留意ください。

特性グラフ

振動伝達率(標準タイプ)

 

BMMGSM030

 

BMMGSM040

 

BMMGSM050

 

BMMGSM100

 

 

振動伝達率(高減衰タイプ)

 

BMMGSP050

 

BMMGSP150

 

 

標準タイプと高減衰タイプの違い

 

標準タイプ(GSM) の特長、使用環境

振動に対する減衰性能が高く、装置の測定精度を高める必要がある場合に使用します。 
高減衰タイプ(GSP) と比較し、外部振動に対する減衰性能に優れています。

 

高減衰タイプ(GSP) の特長、使用環境

揺れが発生した場合の揺動防止効果が高く、ステージの移動や操作が頻繁にあり揺れを早く抑えたい場合に使用します。
標準タイプ(GSM) と比較し、除振台上で揺れが発生した際の収束時間が短いです。

 

  標準タイプ(GSM) 高減衰タイプ(GSP)
振動の収束時間の短さ
振動減衰効果

 

 

揺れに対する収束時間

 

高減衰タイプは、標準タイプと比較し、収束時間が70%低減しています。

各特性は以下の表とグラフをご確認ください。

※以下の特性は参考数値です。与えられる振動の大きさにによって変動があります。

 

 

タイプ 収束時間 時間軸範囲
標準タイプ(GSM) 1.0sec 2-3sec
高減衰タイプ(GSP) 0.3sec 2-2.3sec

修理対応

本製品の修理対応は行っておりません。

異常などが見られる場合は、交換をお願いいたします。

選定ナビ

特性グラフの確認

使用環境に条件を入力していただくことで、特性グラフを確認することができます。

1.支持荷重(1点あたり)

除振・防振製品1個にかかる荷重を入力してください。

kg N

2.対象振動周波数

低減したい振動周波数(低い方)を入力してください。

Hz

3.振動伝達率

対象周波数の振動を何倍にするか選択してください。

選定件数:-

以下の「選定結果を見る」から最適な機種を選択して下さい