【新製品】パッド式除振台のバリエーションを追加しました
このたび、お客様からのご要望を受けて、弊社卓上除振台シリーズの「パッド式除振台」にバリエーションを追加いたしました。
精密機器上での操作後、装置の揺れがなかなか収まらなくて困っていませんか?
「パッド式除振台」は除振台の上に設置された電子てんびんなどの精密機器の揺れを素早く抑え、測定時間の短縮に貢献します。
特長
バリエーション追加内容
新製品は「サイズ追加」「許容荷重域の拡大」「マウント種類の追加」により、バリエーションを追加いたしました。
サイズ追加
A | B | |
---|---|---|
既存 | 360 | 280 |
新規 | 450 | 350 |
450 | 400 |
許容荷重域の拡大
従来 | :0~10.5kg |
---|---|
新規 | :0~39.5kg |
マウント種類の追加
「標準タイプ」と「高減衰タイプ」の2種類をご用意しています。
使用環境、達成されたい目的に合わせてお選びいただけます。
それぞれの特性は以下になります。
標準タイプと高減衰タイプの違い
●標準タイプ(GSM)の特長、使用環境
振動に対する減衰性能が高く、装置の測定精度を高める必要がある場合に使用します。
高減衰タイプ(GSP)と比較し、振動に対する減衰性能は優れています。
●高減衰タイプ(GSP)の特長、使用環境
揺れが発生した場合の揺動防止効果が高く、ステージの移動や操作が頻繁にあり揺れを早く抑えたい場合に使用します。
標準タイプ(GSM)と比較し、揺れが発生した場合の収束時間が短いです。
標準タイプ(GSP) | 高減衰タイプ(GSM) | |
---|---|---|
振動の収束時間の短さ | 〇 | ◎ |
振動減衰効果 | ◎ | 〇 |
揺れに対する収束時間
高減衰タイプは、標準タイプと比較し、収束時間が70%低減しています。
各特性は以下の表とグラフをご確認ください。
※以下の特性は参考数値です。与えられる振動の大きさによって変動があります。
タイプ | 収束時間 | 時間軸範囲 |
---|---|---|
標準タイプ(GSM) | 1.0sec | 2~3sec |
高減衰タイプ(GSP) | 0.3sec | 2~2.3sec |
製品解説ページの紹介
パッド式除振台を含む「卓上除振台」について基本的な内容から解説しています。
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