中量マウント
E-9923
仕様/価格
オーダー № |
№ | シール色 | 許容荷重 | 重量kg | 価格 | 在庫設定 | 在庫情報 | 製品BOX | CAD | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
kgf | N | DXF | STEP | ||||||||
158999 | BMM040L2 | 灰色 | 2.6-5.2 | 26-51 | 0.15 | 11,400 | × | 在庫△ | 追加 |
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160863 | BMM040HD2 | 灰色 | 2.6-5.2 | 26.-51 | 0.2 | 14,900 | × | お問合わせ | 追加 |
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159000 | BMM060L2 | 黄色 | 4.2-8.4 | 42-82 | 0.15 | 11,500 | × | 在庫〇 | 追加 |
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160864 | BMM060HD2 | 黄色 | 4.2-8.4 | 42-82 | 0.2 | 15,000 | × | 在庫△ | 追加 |
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159001 | BMM100L2 | 青色 | 7.0-14.0 | 69-137 | 0.15 | 11,600 | × | 在庫△ | 追加 |
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160865 | BMM100HD2 | 青色 | 7.0-14.0 | 69-137 | 0.2 | 15,100 | × | 在庫△ | 追加 |
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159002 | BMM200L2 | 赤色 | 13.4-26.8 | 132-262 | 0.15 | 11,800 | × | 入荷予定 | 追加 |
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160866 | BMM200HD2 | 赤色 | 13.4-26.8 | 132-262 | 0.2 | 15,200 | × | 在庫△ | 追加 |
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159003 | BMM270L2 | 緑色 | 18.0-36.0 | 177-352 | 0.15 | 11,900 | × | 入荷予定 | 追加 |
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160867 | BMM270HD2 | 緑色 | 18.0-36.0 | 177-352 | 0.2 | 15,300 | × | 在庫△ | 追加 |
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寸法図・サイズ表
選択 | オーダー № |
№ |
---|---|---|
158999 | BMM040L2 | |
160863 | BMM040HD2 | |
159000 | BMM060L2 | |
160864 | BMM060HD2 | |
159001 | BMM100L2 | |
160865 | BMM100HD2 | |
159002 | BMM200L2 | |
160866 | BMM200HD2 | |
159003 | BMM270L2 | |
160867 | BMM270HD2 |
材質・熱処理・表面処理
名称 | 材質 |
---|---|
中量マウント | ケース:ABS樹脂 ばね:ステンレス ネジ部:真鍮 防振材:ばね・減衰材 |
特長
-
■初期導入/ メンテナンス費用の低減
初期導入/ メンテナンスのコストを低減できるように、エアー不要のばねマウントを採用しています。
■測定装置を水平に設置が可能
傾きのある作業台/フロアの環境でも測定装置の水平を調節できるように、レベル調整用のダイヤルがあります。
ダイヤルを回すだけで簡単に水平調整が可能です。
■測定時間の短縮が可能
防振マウント(高減衰タイプHD)の使用で装置揺れの収束時間を短縮。
すぐに測定を行うことができます。
■低い周波数帯の振動対策が可能
防振ゴムでは取り切れない振動に対しても減衰効果を発揮します。
(対象振動周波数 防振ゴム:20 ~ 30Hz、中量マウント:8Hz ~)
※2023.6~防振マウントを変更いたしました。
詳細は「その他」をご確認ください。
構成図
使用例
本製品は、測定機器を設置して外部からの振動伝達を減衰する防振マウントです。
光学顕微鏡や電子てんびん、マイクロスコープ、粘度計等の振動を嫌う精密検査機器に最適です。
低床除振台VLS(別売り)での使用例

除振台VPG(別売り)での使用例

光学顕微鏡での使用例

使用方法
1. 設置台(マウントを設置する台)の水平を出す。
水準器等を使用し設置台の水平出しを行います。
マウントを設置する場所には凹凸がないようにしてください。
2. 設置台にジャッキ等を配置し、装置設置支持点にマウントを置く。
装置を持ち上げジャッキ等を設置台の上に配置します。
マウントが入る高さ(設置台上から71 ~ 75mm)まで上げたら、マウントを装置設置支持点に置きます。
3. 持ち上げた装置を下ろす。
持ち上げた装置は平行にゆっくりと下ろしてください。
マウント上部ケースと下部ケースがずれて除振性能が発揮されなくなるため、装置は必ず平行にゆっくりと下ろしてください。
①固定なしの場合
②はめ込み取付の場合
③ボルト固定の場合
4. 装置の水平出し
装置の水平が出ているか確認します。
水平が出ていない場合は、マウントのダイヤルを回し調整します。
5. マウントの隙間の確認
マウントの沈み込み状態によって除振性能が発揮されているかどうかを確認することができます。
偏荷重によりマウントの一部だけ下の表「除振機能が発揮されていない状態」になっている場合は別途ご相談ください。
マウントの変更で対応できる場合があります。
正常な状態 | 除振機能が発揮されていない状態 | |||
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マウントの状態 | ![]() |
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除振機能が正常に 発揮されている状態。 |
積載不足により除振機能が 発揮されていない状態。 |
積載オーバーにより除振機能が 発揮されていない状態 |
■振動が取れない場合の対処法
振動が取れない場合は以下の方法を試してください。
試した結果、振動が取れない場合は弊社へお問い合わせください。
●確認方法
-
①装置を前後左右に押し(目安:装置荷重の3%程度の力)、マウント部の可動範囲が±1mm程度か確認してください。
-
②マウント単体の水平ばらつきが1mm以下であるか確認してください。ばらつきがある場合は、マウント設置面を水平にしてください。
-
③除振台を床などに置いて振動が取れるか確認してください。振動が取れる場合は、設置台の剛性が不足している可能性があるため剛性のある設置台へ変更してください。
■使用時の注意
重心が高い装置や内部に移動荷重がある装置は揺れやすくなります。
マウント取付プレート等をご使用いただき、重心の近い位置で装置を支持いただくか、幅広く支持していただくことで装置の揺れを抑えることができます。
■機械への組付けについて
高さ調整ダイヤルを取り外し、本製品の下面を架台や機械へ取り付けることができます(下面取付部:M6 タップ穴)。
ただしこの場合、高さ調整を行うことができなくなるため、架台側で高さ調整を行う必要があります。
搬送レーンへの組付け例
取付方法
●装置への取付
マウントと装置の取付方法は以下の3 種類あります。
ご使用される装置や環境に合わせて取付方法をお選びください。
取付方法 | 固定しない | 装置にはめる | ボルトで固定する |
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イメージ図 | ![]() |
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備考 | マウントの上に装置を平行に載せます。 |
装置に図の寸法で取付用の穴を準備いただ き、マウントをはめ込みます。 |
取付上部からボルトを差し込み固定します。 |
■注意事項
「ボルトで固定する」取付方法で取り付ける際、マウントへの取付深さが6mm を超えてしますと性能が出ない恐れがあるため、取付ボルトの選定時にご留意ください。
●ベースプレートの固定
ベースプレートを固定する場合は付属の極低頭ボルトを使用して固定します。
■注意事項
・極低頭ボルト以外のボルトでベースプレートを固定すると高さ調整ができなくなるため、必ず極低頭ボルトをご使用ください。
・ベースプレートを固定した後は、破損の原因となりますので、横方向に無理な力を与えての取付はしないでください。
特性グラフ
■振動伝達率
■揺れに対する収束時間
高減衰タイプは、標準タイプと比較し、収束時間が50%低減しています。
各特性は以下の表とグラフをご確認ください。
※以下の特性は参考数値です。与えられる振動の大きさによって変動があります。
タイプ | 収束時間 | 時間軸範囲 |
---|---|---|
標準タイプ(L2) | 1.5sec | 2~3.5sec |
高減衰タイプ(HD2) | 0.75sec | 2~2.75sec |
■標準タイプと高減衰タイプの違い
●標準タイプ(L2) の特長、使用環境
振動に対する減衰性能が高く、装置の測定精度を高める必要がある場合に使用します。
高減衰タイプ(HD2) と比較し、外部振動に対する減衰性能に優れています。
● 高減衰タイプ(HD2) の特長、使用環境
揺れが発生した場合の揺動防止効果が高く、ステージの移動や操作が頻繁にあり揺れを早く抑えたい場合に使用します。
標準タイプ(L2) と比較し、除振台上で揺れが発生した際の収束時間が短いです。
標準タイプ(L2) | 高減衰タイプ(HD2) | |
---|---|---|
振動の収束時間の短さ | 〇 | ◎ |
振動減衰効果 | ◎ | 〇 |
修理対応
本製品の修理対応は行っておりません。
異常などが見られる場合は、交換をお願いいたします。
メンテナンス方法
保管時はマウントが逆さにならないようにご注意ください。
内部に液体を使用しており、漏れてくる危険があります
その他
■旧製品との変更点
●大変位時の振動収束にかかる時間の減少
従来と比較して、大変位時の揺れが早く収束します。(※Lタイプのみ)
選定ナビ
特性グラフの確認
使用環境に条件を入力していただくことで、特性グラフを確認することができます。
1.支持荷重(1点あたり)
除振・防振製品1個にかかる荷重を入力してください。
2.対象振動周波数
低減したい振動周波数(低い方)を入力してください。
Hz
3.振動伝達率
対象周波数の振動を何倍にするか選択してください。
選定件数:-件
以下の「選定結果を見る」から最適な機種を選択して下さい