アクティブ除振システム

アクティブ除振システムとは
アクティブ除振システムとは、半導体製造などに代表される精密な加工や検査、分析などの工程で求められる、人が感じない僅かな振動への対策に適したシステムです。
弊社ではより高度な振動対策を求められる顧客のニーズに応えるべく、「シリアル型アクティブ制御、ピエゾ素子駆動」を採用した業界トップレベルの除振装置(以下、STACIS)を取り扱い、半導体製造を始めとした様々な現場での振動課題に応えております。

除振装置

使用イメージ
特長
ここからは弊社が取り扱うアクティブ除振システム「STACISシリーズ」の特長について説明していきます。
装置稼動の影響を受けにくいシリアル型アクティブ
STACISシリーズは独自のシリアル型アクティブとなっており、装置内のInner Massを静止させ振動の無い環境を作ります。
そのため搭載装置の状態や動きに左右されず、常に最大の除振効果を発揮します。(STACIS4:2Hzで87%~99.9%減衰)

一般的な【パラレル型】アクティブ

独自の【シリアル型】アクティブ
揺れにくいエラストマー採用(スループットの改善)
SPRINGにはエアマウントやばねに比べ剛性の高いエラストマを使用し搭載装置が大きく動いても揺れにくい構造です。
また、搭載装置に内蔵されたパッシブ除振マウントやアクティブ除振マウントとの共振がなく低周波域も安定した除振効果が得られます。
ピエゾ素子アクチュエータによる広域制御
アクチュエータには高応答のピエゾ素子を採用しているため広域の振動抑制が可能です。(STACIS4制御範囲:0.2~150Hz)
また、電源のみで動作し煩わしいエアーの供給が不要です。
特性グラフ

鉛直

水平
仕様
STACIS4性能
| アクティブ軸 | 6 |
|---|---|
| アクティブ帯域幅 | 0.2-150Hz |
| 1Hzでの減衰率 | 85-96% |
| 2Hzでの減衰率 | 96-99.9% |
| 設定時間 | 20ms |
| 設置ノイズレベル | <0.05nm RMS |
| 耐荷重/Stacis |
低容量:182~ 500kg 中容量:410~ 955kg 高容量:864~2045kg |
|
剛性(1000lb./454kgの質量、 中容量アイソレータ) |
73×105N/ |
|
磁場 102mm離れた位置 |
<0.2μG広帯域RMS |
ローラー仕様
|
寸法(W×D×H) |
483×216×45mm |
|---|---|
| 重量 | 2.9kg |
| プロセッサー | 150/75MHz デュアルコア |
| サンプリング | 10kHz |
| アナログ出力 | 16チャンネル |
| アナログ入力 | 16チャンネル |
| 動作信号 | LED |
| 正面パネルポート |
シリアルUSB 2.0 x1、シリアルMicro-USB x1、イーサネット RJ-45 x1、BNCx2 |
| 背面パネルポート |
Ix シリアルUSB2.0、1x イーサネット RJ-45、1x RS-232 DB-9 レガシーシリアル (レガシーSTACIS2100 アイソレータ用) |
| インターフェース |
正面パネル LCD Microsoft Windows用の拡張GUI 組み込みイーサーネットGUI |
デザイン、寸法及び環境
| 環境と安全 | CEおよびRoHS準拠、NRTL安全認証基準に準拠する設計 |
|---|---|
| アクティブ絶縁要素 |
圧電素子は高電圧アンプによって動作します。 垂直アクチュエータは分離されたペイロードをサポートします。 |
| Pパッシブ絶縁要素 |
単一方性ハードマウントエラストマー (圧縮空気供給は不要) |
| 振動センサー素子 |
ジオフォン型慣性センサーは床の振動を測定し、 振動運動の速度に比例した信号を制御システムに送ります。 |
|
アクティブフィードバック 制御ループ |
床の振動は、隔離された表面を支えるバネ下で測定、処理、 減衰されます。 |
|
アイソレータの寸法 (幅×奥行×高さ) |
300×320×275 |
| Stacis 重量 | 34kg |
| 操作環境温度 |
10°-32℃ |
| 保管環境温度 | -40°-55℃ |
| 湿度 |
<80%@20℃ |
|
供給電源 |
100,120,230,240 VAC 50/60Hz AC;<600W |
| 1システムあたりのStacis数 | 最小3台、搭載物の仕様により追加可能 |
| オプション |
積層ステンレス鋼プラットフォーム、フレーム、 ライザー、レベリング装置、自身拘束装置、リフトフード |
使用例

半導体製造装置

核磁気共鳴分光計

走査型プローブ顕微鏡

二次イオン質量分析装置

レーザー干渉計(試作機)
導入までの流れ
装置設置場所の確認
ご使用装置の仕様、振動障害内容、求められる防振・制振機能を確認いたします。

課題・要望のヒアリング
振動問題の原因となる発生元、大きさ、状況をヒアリングし、問題点を明確にします。 また、合わせて設置場所の梁や設置高さ、障害物の有無などの現場確認を行います。

原因や状態の把握・目標値の設定
振動の発生元や伝わる経路を測定し、周波数・大きさを明確にします。振動測定の結果と問題の状況から低減目標値の設定を行います。
対策製品の提案
振動対策結果と設置する装置の振動基準を比較し振動対策の要否を確認します。 振動対策が必要かつパッシブ除振製品での対策が難しい場合はアクティブ除振システムを提案いたします。


設計、製造
アクティブ除振システムを選定後、弊社にて設計・製造を行います。


納入・据付及び設置後の報告

据付
豊富な実績とスキルを有した作業員が工期・工程管理から搬入・設置・芯出しまで、安全・確実・清潔に据付いたします。

報告
据付後に効果を測定し、設置前後のデータを基に報告します。
お問い合わせ
弊社はアクティブ除振システムの販売だけではなく、振動環境改善システム全体の設計、振動測定、剛性架台の設計・製作、施工、アクティブ除振システムの設置・調整までトータルでサポートいたします。
お気軽にお問い合わせください。































































































