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メカニカルパーツ

除振・防振製品の選定ガイド

選定の前に

STEP1 装置重量の確認

・防振対象の装置重量を調べます。
・加工機の場合は加工するワークの重量、測定機の場合は測定物の重量も加算してください。

STEP2 搭載重量の算出

・搭載重量は、支持点1箇所あたりの荷重のことです。
[装置重量÷支持点の数]によって算出します。
  ・パッド/プレートタイプを使用する場合は、支持点のサイズ(装置の脚サイズなど)も確認してください。

STEP3 加振周波数の確認

・防振対象装置の加振周波数を推定します。
加振周波数は、[防振対象装置の回転数(rpm)÷60(秒)]によって推定します。推定が困難な場合は、振動計を使用して測定してください。

ここまでの準備で算出した数値をメモしておきます。
搭載重量=  (kg)・・・①   加振周波数=   (Hz)・・・②

除振・防振製品の選定

STEP1 固有振動数による絞込み

・固有振動数とは、除振・防振製品が持つ固有の振動数です。
特性グラフでは、除振・防振効果のある振動数帯と搭載重量が表示されています。
加振周波数(②)1/2(0.5倍)以下の固有振動数となる除振・防振製品を選定してください。

固有振動数の目安=[加振周波数(②)x0.5]=   (Hz)・・・.③

STEP2 搭載重量による絞り込み

・算出した搭載重量(①)が選定候補の除振・防振製品となります。

STEP3 除振・防振製品の決定

・特性グラフにおいて、STEP1とSTEP2の両条件を満たす領域から除振・防振製品を選定します。
 ※搭載重量よりも軽すぎる除振・防振製品を選定すると、十分な除振・防振効果が得られない場合があります。

選定例

1つのマウントにかかる荷重が5kg、回転数が1,800rpmのポンプの振動を除振したい場合

STEP1 固有振動数による絞込み

・ポンプから発生する振動周波数は1,800回転÷60秒=30Hzになります。
 マウントは固有振動数が30Hz÷2=15Hz以下のものを選定します。

STEP2 搭載重量による絞り込み

・1つのマウントにかかる搭載重量は5kgです。

STEP3 除振・防振製品の決定

・下記特性グラフにおいて、STEP1とSTEP2の両条件を満たす領域から除振・防振製品を選定します。
・このケースの場合、下記の2製品が相当します
 ・BBC25D013(5kg搭載時の固有振動数約13Hz)
 ・BBC35D007(5kg搭載時の固有振動数約11Hz)


特性グラフ

●選定時のご注意

重心が高い装置や移動物・加振源を内蔵する装置は、振動対策によって揺れが大きくなる場合があります。振動・除振製品を装置内部の重心に近い位置に設置することにより装置の揺れが小さくなります。

●振動伝達特性グラフの読み方

振動伝達率は、下図にような伝達特性グラフで表され、除振や防振製品の性能を表す指標として使用されます。グラフの横軸は周波数(Hz)、縦軸は振動伝達率(dB)です。

[グラフの読み方]
除振・防振の対象となる振動が40Hzの場合、縦軸の振動伝達率は-10dBですので、床の振動の大きさを1としたとき、振動は1/3(0.3)に減衰します。一方対象となる振動が22Hzの場合は、振動伝達率は10dBですので、振動は3に増幅します。
振動伝達率が0より大きくなる周波数は増幅しますにで注意が必要です。最も増幅する周波数が除振・防振製品の固有振動数になります。

振動伝達特性グラフ

振動ソリューション

測定(振動・音響・磁場測定)

嫌振機器の設置環境の事前調査、床振動、機器の振動、騒音、磁場

解析(振動・音響・磁場)

測定した結果の解析を行い、振動の種類や原因特定を行います。
対象となる機器に対する適否の判断を行います。

対策(振動・音響・磁場対策提案)

測定・解析の結果が設置機器の設置仕様を超えている場合には、その対象として、除振マウント、除振台、磁場キャンセラーなどの提案をします。

レべリングブロック

設置場所と数量

調整物にレベルポイント(座面)が設けられている場合、その位置・数量に合わせて設置します。
特に座面の設定がない場合、調整物が最も安定するポイントに設定します。一般的に端面側に設置し、必要に応じその中間にも設置します。
ただし、調整物の形状・剛性・荷重条件により、設置場所・個数を選定する必要があります。

ストローク

レべリングブロックは、主にレベル(水平)を調整する機能を有しております。楊程はレベル調整が一般的に行える数ミリ程度となっております。
調整物の高さを調整する場合、荷重に耐えられ・レべリングブロックが安定して設置できるスペーサーを付加する必要があります。
また、設置面(フロアーなど)に楊程以上のバラツキ・傾きなどがある場合、ライナー(敷板)を付加します。

許容荷重

レベル調整は、原則として3点で行い、調整後、調整物の剛性・荷重条件などにより、補助ポイントを設定します。これは、主に任意の3点を中心に伝わるケースが多いことにもよります。
また、荷重は常に均等に伝わることは極めて稀であり、レベルポイント・調整精度・調整物の構造・荷重条件(偏荷重など)により各ポイントでの荷重は異なります。荷重条件からレべリングブロックの選定を行う目安として、
レべリングブロック1個あたりの許容荷重 > (調整物の質量+積載物の質量)÷3
とし、レべリングブロックは、すべてのポイント共、同機種を選定されることをおすすめします。

アンカーボルトの利用

レべリングブロックは、アンカーボルトを使用可能なタイプとそうでないタイプがあります。アンカーボルトが使用可能なタイプは、レべリングブロックに切吹きまたは慣用穴があいており、アンカーボルトが通せます。

アンカーボルトの利用

レべリングブロックは、アンカーボルトを使用可能なタイプとそうでないタイプがあります。アンカーボルトが使用可能なタイプは、レべリングブロックに切吹きまたは慣用穴があいており、アンカーボルトが通せます。

調整物を、レべリングブロック他の高さを考慮した仮置台に乗せます。
アンカーボルトを吊り下げ、モルタル・エポキシグラウト等でアンカーボルトを固定します。
アンカーボルトが固定された後、レべリングブロックを設置し、レベル調整を行います。調整後、アンカーボルトを締め付けます。

設置について

フロアー面のバラツキ・傾きが大きい場合、一般的に、レべリングブロックの下にライナー(敷板)を付加しましす。
ただし、定盤などで複数枚数を連続して据付ける場合でも、ライナー・レべリングブロックは独立させることが必要です。
フロアーのバラツキ・傾きにより、隣のレベル調整に影響を及ぼします。

調整物をレべリングブロックに設置する場合、レべリングブロックの中央部にポイントが来る様に設置します。
調整物の座面(ポイント)が狭く、片寄って設置された場合、レベル調整機能、耐荷重能力の低下の原因となります。

調整物が大型で中央部にレベルポイントがある場合・設置場所が壁面よりなどで操作に支障を来たすケースでは、遠隔操作ハンドルが付いた機種が便利です。

材料   プレート  
  アングル
 
部品   サポート
  プランジャ   垂直・水平両用
 
  垂直手動
 
ノズル
ジャッキ
    防振・除振
   

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