クサビロックツールメーカーズバイス

E-9173

E-9173/クサビロックツールメーカーズバイス

材質
本体・可動体:SCM440
熱処理
本体:焼入れ(HRC50~56)
可動体:焼入れ(HRC47~53)
特長
■全長185~250mmでコンパクトです。テーブルサイズが小さな機械や設置スペースが少ないジグにご使用いただけます。
■可動部上面でクランプ/アンクランプの操作をするため、ハンドルがテーブルやジグと干渉せず素早く作業ができます。
■本体・可動部の焼入れで精度を長期間維持できます。
■バイス底面から摺動面までの高さが低く、Z軸方向の加工ストロークを確保できます。
■底面に対する摺動面の平行度、基準面の直角度が0.005mm以内と高精度です。高精度なワークの位置決めや研削用としてもご使用いただけます。
■研磨機・研削盤にもご使用いただけます。
※締付トルクは最大締付力時の参考値であり、条件により誤差が生じます。詳しくは使用例・使用説明タブの「能力線図」をご確認ください。

[付属品]
標準ガイドブロック(2個1組)適合溝巾14mm ・・・ 1組
六角棒レンチ・・ 1本

仕様/価格

オーダー
No.
No. 口巾 口深 口開 標準ガイド
ブロック
締付力
kN
締付トルク
N・m※
締付ストローク
mm
質量
kg
価格 寸法図 製品
BOX
CAD 在庫
設定
在庫
状況
904879 ETO80TH 80 26 80 14 6 20 5 5 252,000 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
904880 ETO100TH 100 32 105 14 8 60 5 9 294,000 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
904881 ETO125TH 125 45 125 14 8 70 5 14 304,000 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇

使用例・使用説明

●イケールへの取付イメージ
ハンドル操作が不要のため、ハンドル操作時に生じるイケールへの干渉がありません。

構成図

  材質 熱処理 表面処理
本体 SCM440 全体焼入れ(HRC50~56) -
可動体 SCM440 全体焼入れ(HRC47~53) -

使用方法

1.スピンドル・固定ブロックの止めボルトを緩めます。

2.可動体をワークにあたるまで移動させます。

3.固定ブロックとスピンドルを止めボルトで締付けます。

取付方法

クサビロックメーカーズバイスの取付方法は2種類あります。ご使用の環境に合わせて取付方法をお選びください。
取付にはM12の六角穴付きボルトを使用してください。

●六角穴付きボルトを使用して取り付ける場合
M12の六角穴付きボルトを使用し取付を行ってください。

ネジ長さ(参考)
ETO80TH:25mm
ETO100TH/ETO125TH:30mm


●T溝を使用して取り付ける場合
機械テーブルのT溝に合った幅のTスロットナットを選択しご使用ください。
 

ネジ長さ(参考 ※T溝巾14mm)
ETO80TH:35mm
ETO100TH/ETO125TH:40mm

技術情報

●能力線図
型式別の締付トルクと締付力のグラフです。グラフを参考に締付力の調整を行ってください。

 


●クサビロック浮上がり防止機構について


 クサビロック機構は斜め下にスライドさせながらクランプするため、ワークの浮き上がりを抑えることができます。

精度規格

番号 1 2 3 4
検査事項 本体底面と移動アゴ
スベリ面との平行度
本体アゴのくわえ面の
角度
本体底面のガイドブロックとくわえ面の直角度 本体底面とくわえ面
裏面の直角度
測定値 100mmについて
0.005以下のこと
100mmについて
(直角より小)
0.005以下のこと
100mmについて
ETO80TH:0.01以下
ETO100TH:0.013以下
ETO125TH:0.015以下
のこと
100mmについて
0.01以下のこと
説明図

メンテナンス

定期的に清掃・メンテナンスを行ってください。メンテナンスを怠るとバイスの機能・精度の低下となります。

メンテナンス方法
・固定ブロック止めボルトとスピンドルを緩め、本体から可動体を分離してください。
・リターンプレート止めボルトとリターンプレートを外し、スピンドルとスラストワッシャーをメネジから抜いて各部品の清掃を行ってください。
・各部品に損傷がある場合は、部品交換を行ってください。
・本体、可動体、メネジの摺動面に砥石がけを行い凸のキズを取り、面を整えてください。
・組立時は、本体・可動体・メネジの摺動部、スピンドル、スラストワッシャーに注油を行ってください。

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