速度とは？

速度とは、対象物の単位時間あたりの変位を表します。
単位時間とは、「1秒、1分」などの決まった時間のことを指し、変位とは、「1m、1ｋｍ」などの位置の変化を指します。
速度の単位は、１秒(s)あたりの変位(m)の場合、「ｍ/ｓ」となります。
※メーター・パー・セック、またはメートル・毎秒（まいびょう）と読みます。
速度の値は
　　　　　速度（ｍ/ｓ）＝　変位（m）÷　時間（s）
の計算式で計算できます。
速度の計算の具体例を車の移動を用いて以下の図で説明します。
1秒間で2m進む場合、「(2m-0m)÷1s=2m/s」で速度は2m/sと表します。
1秒間で3m進む場合、「(5m-2m)÷1s=3m/s」で速度は3m/sと表します。

加速度とは？

加速度とは、単位時間当たりの速度の変化を表し、単位は１秒(s)あたりの速度の変化(m/s)の場合、「ｍ/ｓ＾2」となります。
※メーター・パー・セック・ジジョウ、またはメートル・毎秒（まいびょう）・毎秒（まいびょう）と読みます。
加速度の値は「加速度（ｍ/ｓ＾2）＝速度（ｍ/ｓ）÷時間（ｓ）」の計算式で計算できます。
物体が加速すると速度が上昇し、減速すると速度が低下します。

次に加速度の計算の具体例を車の移動を用いて以下の図で説明します。
１秒間（ｓ）に速度3ｍ/ｓ上がる場合、
「（3ｍ/ｓ-0m/s）÷1ｓ」で加速度は3ｍ/ｓ＾2となります。
１秒間に速度が3ｍ/ｓで変化がない場合、
「（3ｍ/ｓ-3ｍ/ｓ）÷1ｓ」で加速度は0ｍ/ｓ＾2となります。
 １秒間（ｓ）に速度2ｍ/ｓ下がる場合、
「（1ｍ/ｓ−3ｍ/ｓ）÷1ｓ」で加速度は−2ｍ/ｓ＾2となります。
速度の変化量が大きいほど加速度は大きな値になるため、車の場合、急発進ほど高く、加速が緩やかな場合ほど低くなります。
すなわち、加速度は「勢い」として体感されます。