事例で解決!振動対策

【検査データがいつでも安定!】振動で摩擦測定器が使えない

従来の振動対策を見直し、正確な測定が可能に!

長野県 / 自動車部品製造メーカ様

どんな問題が起きていた?

プレス機からの振動が原因で摩擦測定器の検査データが安定しなかったため「防振ゴム」を使った振動対策をしていましたが、十分な効果が得られていませんでした。そのためプレス機が止まる昼休みを利用して測定をしていましたが、作業が集中し、待ち時間が発生するなど業務に影響が出ていました。

ナベヤの製品で振動問題を解決!

すでに摩擦測定器の振動対策として防振ゴムを利用していましたが、プレス機が動いている時は検査データが安定しなかったので、振動対策を見直すことにしました。振動の測定を行ったところ防振ゴムでは30Hz付近の振動に対して十分な効果が発揮できていなかったため、振動の周波数や摩擦測定器の重量などからナベヤの「防振マウント(軽量型)」に変更しました。

ナベヤの「防振マウント(軽量型)」は、マウント内部に組み込まれているバネのクッション効果とバネに密着している粘弾性防振材のエネルギー吸収効果で、従来の防振マウントでは対応できなかった300gの軽荷重にも対応できる製品です。

ご紹介した製品はこちら

除振対策後の効果は?

「防振マウント(軽量型)」での振動対策を行ったことによって、プレス機稼働時でも正確なデータが安定して得られるようになり、作業効率を上げることができました。試しに対策前のプレス機停止時の計測データと対策後のプレス機稼働時の計測データを比較してみた所、対策後のプレス機稼働時の計測データの方が安定していることがわかりました。計測データが安定しない原因がプレス機の振動だけだと思っていましたが、実はプレス機が止まっている時も振動による影響を受けていたことがわかりました。振動問題を改善することで高精度な検査データを効率的に得ることが出来るようになり、製品の品質を更に上げることができました。

測定データの変化

対策関連製品

他の事例を見る

分野別事例

取付形状別事例

このページの先頭へ