フロアー対策に求められる条件

鉄道やトラックなどの輸送には、ロールボックスやコンテナなどがあります。
このような輸送方法で貨物を輸送するには、以下の条件を満たさなくてはなりません。

防振フロアで伝達振動を減衰。輸送物の品質を守り、輸送形態の転換へ。

トラック、鉄道、船舶、航空輸送の積載環境に合わせるとともに、輸送時の振動を減衰できる輸送防振フロアを取り揃えています。輸送防振フロアをご使用いただくことにより、輸送品質が維持でき、様々な輸送形態の転換が可能になります。

NBK防振フロアのバリエーション

輸送方法や貨物、使用条件、作業性を考慮した製品バリエーションを取り揃えています。

フロアタイプ	鉄道コンテナ用	ロールボックス用 強化段ボール製耐衝撃 フロアタイプ	ロールボックス用 木製耐衝撃フロアタイプ
パレット床面材質	木製（合板）	強化段ボール	木製（合板）
床面サイズ※１	1100×2200	950×950	950×950
製品自重※１	60kg～	6kg～	17kg～
最大積載量※１	～1000kg	～200kg	～200kg
使用回数	リターナブル	ワンウェイ(※2)	（主に）ワンウェイ(※2)
特長	後付け対応	軽量かつ低コスト	価格と性能のバランス
主要用途	モーダルシフト	モーダルシフト 路線便混載 定期路線	モーダルシフト 路線便混載 定期路線

フロアタイプ	ロールボックス用 強化樹脂製耐衝撃フロア
パレット床面材質	強化樹脂
床面サイズ※１	950×950
製品自重※１	15kg～
最大積載量※１	～200kg
使用回数	リターナブル
特長	軽量
主要用途	モーダルシフト 路線便混載 定期路線

※1　仕様により異なります。
※2　防振材の耐久性は、使用上の注意を守り一般的な使用状況下においては、パレット材質の耐久性に劣りません。使用回数については、貴社の判断でお願いします。

鉄道コンテナ輸送の振動を減衰。輸送物の品質を守ります。

輸送形態として、トラック、鉄道貨物、貨物船舶、航空輸送など多岐にわたりますが、設置環境や物量に合わせて、輸送時の振動を減衰させるとともに、品質を維持・向上できるように輸送方法を最適化する必要があります。
ナベヤでは、鉄道輸送における振動対策を「鉄道コンテナ用防振フロア」で解決し、輸送物の品質維持と向上に貢献します。

鉄道コンテナ用後敷防振フロア

鉄道コンテナ用防振フロアは、防振ゴムが内蔵されたコンテナフロアに敷設する木材フロアです。

振動減衰性能が高く、振動による輸送物の品質を向上、維持

高性能な防振ゴムによって輸送物へ伝わる輸送時の振動を大幅に減衰することができます。
一般的な樹脂/木材パレットによる輸送と比較して、輸送時の振動を約75％低減することができます。
現に、エアサス車より加速度が小さいデータもあります。

後設置も容易で輸送物に合わせたカスタマイズも可能

コンテナのフロア面積や作業環境に合わせてサイズを指定することができます。
また、輸送物の重量や種類、振動条件に合わせて材質や防振材の変更も可能です。（カスタマイズ例）

・材質の変更　木材、発砲、スチール、アルミなど

・サイズの変更　1100×1100など

・防振材の変更　防振ゴム、防振バネなど

ご相談/お問合せ

使用頻度、対象周波数、搭載重量の変更や輸送品質の標準化による評価や試験などのご要望がありましたら、お気軽にお問合せください。