Q-ロックエレメント/ピン(ネジ式)

E-9659C

E-9659C/Q-ロックエレメント/ピン(ネジ式)

材質
本体:SCM440
鋼球:SUJ2
熱処理
本体:焼入HRC55
鋼球:焼入HRC62
特長
[ネジ式 上面操作タイプ]
繰返し位置決め精度: 3μm

[ネジ式 サイド操作タイプ]
■延長工具を使用して一方向からの操作ができます。
■本体側面より、レンチで締結・解除操作を行います。
繰返し位置決め精度: 3μm

[動画はこちらから]
Q-ロックエレメント


ツーリングブロック活用例


外段取り

サイド操作タイプ 仕様/価格

タイプ オーダーNo. No. 外径 総高 ピン径 クランプ力
kN
操作トルク
N.m
質量g 価格 寸法図 製品
BOX
CAD 在庫
設定
在庫
状況
ロケート
ピン
114597 QLTS26RPV 70 60.2 26 8 23 770 37,300 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ロケート
ピン
114598 QLTS40RPV 108 83.5 40 20 80 2700 56,500 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
クランプ
ピン
114595 QLTS26CPV 70 60.2 25 8 23 770 32,600 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
クランプ
ピン
114596 QLTS40CPV 108 83.5 37 20 80 2700 54,000 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇

上面操作タイプ 仕様/価格

タイプ オーダーNo. No. 外径 総高 ピン径 クランプ力
kN
操作トルク
N.m
質量g 価格 寸法図 製品
BOX
CAD 在庫
設定
在庫
状況
ロケート
ピン
966261 QLT19RP 45 31.3 19 7 9 110 15,400 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ロケート
ピン
966262 QLT26RP 58 39.2 26 10 11 260 17,100 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ロケート
ピン
966263 QLT32RP 72 49 32 16 35 500 18,900 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ロケート
ピン
967647 QLT40RP 88 59 40 25 47 950 26,700 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ダイヤ
ピン
966258 QLT19DP 45 31.3 19 7 9 110 17,800 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ダイヤ
ピン
966259 QLT26DP 58 39.2 26 10 11 260 19,800 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ダイヤ
ピン
966260 QLT32DP 72 49 32 16 35 500 21,800 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
ダイヤ
ピン
967648 QLT40DP 88 59 40 25 47 950 31,900 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
クランプ
ピン
966255 QLT19CP 45 31.3 17.8 7 9 110 14,100 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
クランプ
ピン
966256 QLT26CP 58 39.2 24 10 11 260 15,500 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
クランプ
ピン
966257 QLT32CP 72 49 30 16 35 500 17,300 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
クランプ
ピン
967649 QLT40CP 88 59 37 25 47 950 25,500 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇

早送りタイプ 仕様/価格 ※在庫限りで廃番となります。

タイプ オーダーNo. No. 外径 総高 ピン径 質量g 価格 寸法図 製品
BOX
CAD 在庫
設定
在庫
状況
ロケート
ピン
991492 QLTF19RP 45 31.3 19 110 12,100 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ロケート
ピン
991493 QLTF26RP 58 39.2 26 260 13,400 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ロケート
ピン
991494 QLTF32RP 72 49 32 500 14,900 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ロケート
ピン
991495 QLTF40RP 88 59 40 950 21,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ダイヤ
ピン
991496 QLTF19DP 45 31.3 19 110 14,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ダイヤ
ピン
991497 QLTF26DP 58 39.2 26 260 15,500 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ダイヤ
ピン
991498 QLTF32DP 72 49 32 500 17,100 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ダイヤ
ピン
991499 QLTF40DP 88 59 40 950 25,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
クランプ
ピン
991500 QLTF19CP 45 31.3 17.8 110 11,100 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
クランプ
ピン
991501 QLTF26CP 58 39.2 24 260 12,200 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
クランプ
ピン
991502 QLTF32CP 72 49 30 500 13,500 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
クランプ
ピン
991503 QLTF40CP 88 59 37 950 20,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ

クラッチタイプ 仕様/価格

タイプ オーダーNo. No. 外径 ピン径 総高 質量g 価格 寸法図 製品
BOX
CAD 在庫
設定
在庫
状況
ロケートピン 109775 QLTC26RP 58 26 56.7 400 39,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
ダイヤピン 109776 QLTC26DP 58 26 56.7 400 40,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
クランプピン 109777 QLTC26CP 58 24 56.7 400 37,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ

使用例・使用説明

サイド操作タイプ 


交換治具上面より操作が困難な場合

操作トルク、積載重量の制限
操作トルク以内の締付操作・最大積載重量以内でご利用ください。

操作トルク N・m クランプ力 kN 最大積載重量 kg
QLTS26*PV 23 8 650
QLTS40*PV 80 20 850


構造図

部品№ 名称 部品№ 名称
クランプクサビ用ボルト 離脱用カラー
クサビ クランプ軸
加圧用スチールボール 締結用カラー
戻しナット 入力用スピンドル
シール用止め輪 駆動用スピンドル用シール
ピンナット側シール クサビ用座金
スピンドル用座金    


取り付け方法
ジグベースに取り付け穴を加工し、六角穴付きボルトで取り付けます。

●取り付け加工寸法

A B C D
QLTS26 36 +0.016/0 12.5 58 4-M5深さ10
QLTS40 58 +0.019/0 15 86 6-M6深さ12

 

※ロケートピン・クランプピンの取付穴は、ピンの操作用六角穴の方向を考慮して、設定してください。(図1)
※ベースプレートのピン穴ピッチとジグプレートのブッシュ穴ピッチの寸法差は0.03以内としてください。
ジグプレートのブッシュ用穴ピッチ誤差が0.03以内に加工できない場合は、次の手順で行ってください。

 
①ブッシュの取り付け穴径をピッチの誤差分大きく加工し、調整代を持たせてください。
 
②ピンをベースプレートに固定してください。(図2)
 
③ジグプレートにブッシュを取り付けてください。ブッシュ取付けボルトは、仮締めの状態としてください。(図2)
④ベースプレートに取り付けたピンに、仮締めされたジグプレートのブッシュを挿入し、入力スピンドルを締め付けてください。(図3)
 
⑤ブッシュ取り付け用ボルトを締め付けてください。(図4)
 
以上の操作で、ベースプレート側のピン基準で、ブッシュがジグプレートに取り付けられます。(図5)


●Q-ロックエレメントサイド操作タイプ延長工具の利用

オプションの延長工具を使用する場合は、操作用六角穴の方向を考慮し、干渉の無いよう取り付けてください。(図6)


ラフガイドの取り付け方法
ベースプレートにジグプレートの案内用のピン(ラフガイドピンまたはラフガイドプレート)を取り付けてください。

操作方法

●クランプ操作

①Q-ロックエレメントのテーパー部、フランジ着座面に、切り屑などが無いことを確認してください。
※テーパー部、フランジ着座面に切り屑などが付着したままピンとブッシュを締結すると、ジグプレートの精度が低下し、加工されたワークの加工精度に悪影響を及ぼします。
 

②ロケート(クランプ)ピンのスチールボールの飛び出しを調整してください。入力用スピンドルをストロークエンドまで緩めてください。この時、スチールボールがピン外径から飛び出しているとブッシュがうまく挿入できません。(図7)

③ベースプレートにジグプレートを載せてください。
ベースプレートにジグプレートを載せた時、ピンとブッシュのフランジ部の隙間は、1㎜程度の状態が正常です。隙間が3㎜以上ある時は、ピン用クランプボルトの位置が正常でない可能性があります。その時は、ジグプレートを移動して②からの操作を行ってください。
 
④全てのQ-ロックエレメントピン用クランプボルトを、時計(締まる)方向へ仮締め̪してください。
※QLTS26:約2.5回転、QLTS40:約3.5回転
この時ピンとブッシュのフランジ部の隙間は0.1㎜程度が正常な状態です。隙間が大きい場合は、ピン用クランプボルトを緩め、②からの操作を行ってください。
 
⑤既定のトルクで締め付け操作を以下の順番で行ってください。(図8)
1.ロケートピン→2.ロケートピン→3.クランプピン→4.クランプピン
※入力スピンドルの締め付け操作は、1本のみを完全に締め付けてしまうと、ジグプレートの精度が低下し、Q-ロックエレメントの耐久性、精度に悪影響を及ぼします。

●アンクランプ操作

①加工完了後、ジグプレートを交換する時は、切り屑の除去を行ってから分離作操作を行ってください。
 
②全てのピン用クランプボルトを締め付け状態から反時計方向に約1回転回してください。
 
③ピン用クランプボルトを以下の順で、ストロークエンドまで反時計方向に回してください。(図9)
 1.ロケートピン→2.ロケートピン→3.クランプピン→4.クランプピン
ピン用クランプボルト上面でブッシュを押し上げ、ジグプレートが1㎜程度リフトアップします。(図9)

 
④クレーン等を使ってジグプレートを移動してください。
 ジグプレートを分離後、作業台などの上に置く場合はブッシュの直座面を直接当てないよう注意してください。ジグプレートの精度に悪影響を与えます。(図10)


点検方法
製品を長く使用していただくために、使用回数3000回程度、または1年ごとに点検を行ってください。

●外観チェック
 各部に打コン等の異常が無いか確認してください。
 異常がある場合は、部品交換を行ってください。

●クサビ部分の分解・点検

①六角レンチでクランプ軸を固定し、クランプクサビ用ボルトを反時計方向に回して、緩めてください。(図11)
 
②クランプクサビ用ボルト・クサビ用座金・加圧用スチールボールの点検を行ってください。(図12)
 
③異常がある場合は、部品交換を行ってください。
※定期的な清掃、グリスの補給、塗布をお願いします。切り屑が付着及びグリス切れの状態では機能、精度が低下します。


保管方法
・使用後保管する場合は、Q-ロックエレメント・ジグプレート・ベースプレートに悪影響をおよぼす、切削液・切り屑・汚れなどを取り除いてください。
・Q-ロックエレメント内部にはグリスを充填し、その他の箇所には、防錆油を塗布してください。
・保管は、水平な場所で行ってください。
・ジグプレートを単体で保管する場合は、特にブッシュ下面は基準面のため、キズなどが付かないよう保護してください。
 

上面操作タイプ・早送りタイプ

操作トルク、積載重量の制限
操作トルク以内の締付操作・最大積載重量以内でご利用ください。

操作トルク N・m クランプ力 kN 最大積載重量 kg
QLT19*P 9 7 250
QLT26*P 11 10 650
QLT32*P 35 16 850
QLT40*P 47 25 850


構造図

部品№ 名称
 ピン用クランプボルト
 クサビ止め輪
 加圧用スチールボール
 クサビ
 クサビ用スプリング


取り付け方法
ジグベースに取り付け穴を加工し、六角穴付きボルト固定します。

●取り付け加工寸法

A B C D
QLT(F)19*P 15 +0.011/0 6.5 36 4-M4深さ8
QLT(F)26*P 20 +0.013/0 7.5 46 4-M5深さ10
QLT(F)32*P 25 +0.013/0 9 58 4-M6深さ12
QLT(F)40*P 28 +0.013/0 10 72 6-M6深さ12

※ベースプレートのピン穴ピッチとジグプレートのブッシュ穴ピッチの寸法は±0.01以内としてください。
 ジグプレートのブッシュ用穴ピッチ誤差が±0.01以内に加工できない場合は次の手順で行ってください。

① ブッシュの取り付け穴径をピッチの誤差分大きく加工し、調整代を持たせてください。
 
②ピンをベースプレートに固定してください。(図1)
③ジグプレートにブッシュを取り付けてください。
 ブッシュ取り付けボルトは、仮締めの状態としてください。(図1)

 
④ ベースプレートに取り付けたピンに、仮締めされたジグプレートのブッシュを挿入し、ピン用クランプボルトを締付けてください。(図2)
 
⑤ブッシュ取り付け用ボルトを締め付けてください。(図3)
 ブッシュがジグプレートに取り付けられます。(図4)



ラフガイドの取り付け方法
ベースプレートにジグプレートの案内用のピン(ラフガイド ピンまたはラフガイドプレート)を取り付けてください。

操作方法

●クランプ操作

①テーパ-部、フランジ着座面に、切り屑などが無いことを確認してください。
※テーパ-部・フランジ着座面に切り屑などが付着したまま、ピンとブッシュを締結すると、ジグプレートの精度が低下し、加工されたワークの加工精度に悪影響を及ぼします。
 
②ピン用クランプボルトを、アンクランプストロークエンド(クサビ止め輪止まる位置)まで緩めてください。この時、加圧用スチールボールがピン外径から飛び出していると、ブッシュがうまく挿入できません。(図6)
 
③ベースプレートにジグプレートを載せてください。
 ベースプレートにジグプレートを載せた時、ピンとブッシュのフランジ部の隙間は1mm程度の状態が正常です。
 隙間が3mm以上ある場合は、ピン用クランプボルトの位置が正常でない可能性があります。
 その時は、ジグプレートを移動して②からの操作を行なってください。
 
④ 全てのQ-ロックエレメントのピン用クランプボルトを、時計(締まる)方向に約1.5回転軽く負荷がかかるまで回してください。
 
⑤規定のトルクで締め付け操作を 以下の順番で行ってください。(図7)
 1. ロケートピン → 2. ダイヤピン → 3. クランプピン → 4. クランプピン
 ※ ピン用クランプボルトの締め付け操作は1本のみを完全に締め付けてしまうと、ジグプレートの精度が低下し、Q-ロックエレメントの耐久性、精度に悪影響を及ぼします。

 
⑥ 締め付けが完了したら、切り屑カバーで六角レンチ挿入穴をふさいでください。(図8)


●アンクランプ操作

①加工完了後、ジグプレートを交換する時は、切り屑の除去を行なってから、分離操作を行なってください。
 
②全てのQ-ロックエレメントのピン用クランプボルトを締め付け状態から、反時計方向に約1.5回転緩めてください。
 
③ピンを以下の順で約1回転、反時計方向に回してください。
   1.ロケートピン → 2.ダイヤピン → 3.クランプピン → 4.クランプ
 ピン用クランプボルト上面でブッシュを押し上げ、ジグプレートが1mm程度リフトアップします。(図9)
※ ピン用クランプボルトは、クサビ止め輪で抜けない構造になっています。
ストロークエンドにもかかわらず、さらに反時計方向にピン用クランプボルトを回すと、クサビ止め輪が破損します。

 
④クレーン等を使って、ジグプレートを移動してください。
 ジグプレートを分離後作業台などの上に置く場合、ブッシュの着座面を直接当てないよう注意してください。ジグプレートの精度に悪影響を与えます。(図10)


点検方法
製品を長く使用していただくために、使用回数3000回程度、または1年毎に点検を行なってください。

●外観チェック
 各部に打コン等の異常が無いか確認してください。
 異常がある場合は、部品交換を行なってください。

●クサビ部分の分解・点検

①クサビ止め輪を外してください。

【QLT19、26、32 の場合】
 Q ロックエレメントの先端の穴(φ2)にドライバーなどを挿入し、止め輪を外してください。( 図11)

【QLT40 の場合】
 穴用C型止め輪プライヤーで、止め輪を外してください。(図12)



 
②クサビクランプボルトを、反時計方向に回して分解してください。(図13)
 
③クサビ・加圧用スチールボール・ピン用クランプボルト(ネジ部、六角部)に異常、変形がないか点検してください。(図14)
 
④各部品に異常、変形がある場合は、部品交換を行なってください。
 ※定期的な清掃、グリスの補給、塗布をお願いします。
  切り屑が付着及びグリス切れの状態では機能、精度が低下します。


保管方法
・ 使用後保管する場合は、Q-ロックエレメント・ジグプレート・ベースプレートに悪影響をおよぼす、切削液・切り屑・汚れなどを取り除いてください。
・ Q-ロックエレメント内部にはグリスを充填し、その他の箇所には、防錆油を塗布してください。
・ 保管は、水平な場所で行なってください。
・ ジグプレートを単体で保管する場合は、特にブッシュ下面は基準面のため、キズなどが付かないよう保護してください。

 

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