治具段取りシステム(Q-ロック)


治具選定のポイント

Q-ロックエレメントの選定

「Q-ロックエレメント」は、治具の高精度(繰り返し3μm以内)な位置決めと、素早いクランプ(固定)を可能にするエレメントです。ここではQ-ロックエレメントを選定するポイントをご紹介します。

ネジ式・空圧式・油圧式の3タイプよりお選びいただけます
参考例(ネジ式の場合)

Q-ロックエレメントの特長

機械の稼働率アップ!!

簡単&短時間&高精度な治具段取り替え作業の実現により、機械稼働率がアップ!

従来のマシンテーブル(エッジロケータ方式)

熟練作業員による芯出し作業が治具交換のたびに必要

Q-ロックエレメント有り

繰り返し位置決め精度3μm以内のため精度確認不要

段取り時間を短縮!!

治具段取り時間を50〜70%短縮可能!!

【縦型マシニングセンタの場合】Q-ロックエレメントを使用した段取りで、セットアップ時間が従来の約1/3に短縮!!
【横型マシニングセンタの場合】Q-ロックエレメントを使用した段取りで、セットアップ時間が従来の約1/8に短縮!!

外段取り化による作業性・稼働率アップ!!

マシニングセンタの外段取りで機械稼働時間UP!

Q-ロックエレメント活用例

ツーリングブロックの交換
ゆりかご治具プレートの交換
5軸MC or RT等 特殊ジグ交換
小ジグ交換
小物ワーク交換
大物ワーク交換

選定のポイント

Q-ロックエレメントはネジ式、油圧式、空圧式があり、それぞれ特長が次のように異なります。

ネジ式に向く使用方法…設計・製作が容易で低コスト

  • 初期費用や設計/製作手間を抑える必要がある場合
  • 設備や治具の関係などで油空圧の使用が難しい場合
  • 既設のMCに後付をする場合
  • 油圧式/空圧式と比較して、交換頻度が少ないと判断された場合

油圧式に向く使用方法…切削推力が大きい加工向け

  • 治具やワークの交換頻度が多い場合(多品種、単体の大量生産など)
  • 自動化を図り、夜間や休日稼動を行いたい場合
  • ワークサイズが大きい場合(門型MCにも最適)

空圧式に向く使用方法…切削推力が小さい加工向け

  • 治具やワークの交換頻度が多い場合(多品種、単体の大量生産など)
  • 自動化を図り、夜間や休日稼動を行いたい場合
  • ワークサイズが小さい場合(小型30番MCクラスに最適)

治具設計・製作の難易度、クランプ力、初期費用、治具交換時間などを考慮して、ネジ式・空圧式・油圧式のどれが最適かを選ぶことができます。

治具設計・製作の難易度
クランプ力
初期費用
治具交換時間(効果)≒自動化

基本レイアウト例

ロケートピン・ダイヤピン・クランプピン・ハイトシリンダー

QLT19

QLT26

QLT32

QLT40

空圧・油圧用配管例

マニホールドタイプ

外部配管タイプ

親治具プレート(ピン側)と子治具プレート(ブッシュ側)の位置合わせ方法

ロケートブッシュの位置合わせは、親治具プレートと子治具プレートを締結後、ロケートブッシュ取付ボルトを上面から固定することにより、取付ピッチ精度の複製が何枚でも容易に行えます。(親治具にあわせて子治具の位置合わせを行います。)

1.子治具プレート上面側からブッシュを取付ボルトで仮締めします。

2.Q-ロックエレメントで親治具プレートと子治具プレートを締結後、ブッシュ取付ボルトを本締めします。

取付け順

ピンとブッシュのご確認

Q-ロックエレメント - ピンは、『ロケートピン』、『ダイヤピン』、『クランプピン』に分けられます。それぞれの特徴をご確認の上、ご使用ください。

  • ロケートピンRP(xy方向の位置決め+Z軸の位置決め+締付)
  • ダイヤピンDP(回転方向の位相決め+Z軸の位置決め+締付)
  • クランプピンCP(Z軸の位置決め+締付)
  • ロケート・ダイヤピンにはロケートブッシュ(RB)を使用してください。クランプピンにはクランプブッシュ(CB)をご使用ください。

※治具プレート搬入出時、プレートが傾かないようにしてください。プレートが傾いた状態で搬入出を行うと、Q-ロックエレメント - ピンの破損に繋がります。またピンへの挿入をし易くするために、ラフガイドの設置をお勧めします。

相手部品の加工と取付け方法

1.ピン、ブッシュの取付け穴寸法は、カタログ及び取扱い説明書に従ってください。

2.ベースプレートのピン穴ピッチと治具プレートのブッシュ穴ピッチの寸法差は±0.01以内としてください。

ブッシュ穴ピッチ/ピン穴ピッチ

3.治具プレートのブッシュ用穴ピッチ誤差が±0.01以内に加工できない場合は、次の手順で行ってください。

① ブッシュの取付け穴をピッチの誤差分大きく加工して調整代を持たせてください。

② ピンをベースプレートに固定してください。

③ 治具プレートにブッシュを取付けてください。ブッシュ取付けボルトは、仮締めの状態にしてください。

④ ベースプレートに取付けたピンに、仮締めされた治具プレートのブッシュを挿入し、ピン用のクランプボルトを締付けてください。
その後、ブッシュ取付け用ボルトを締めつけてください。

Q-ロックエレメント ホールタイプ

組合せ

Q-ロックエレメント ホールタイプ ピンボルトセット(空圧式,油圧式) Q-ロックエレメント ホールタイプ ピン(空圧式) Q-ロックエレメント ホールタイプ 本体(油圧式 単動) Q-ロックエレメント ホールタイプ 本体(空圧式 単動) Q-ロックエレメント ホールタイプ本体(サイドネジ式) Q-ロックエレメント ホールタイプ 本体(空圧式 単動)

特長

強力締付

テーパーとピンで強力に締付けを行います。

エアーブロー

エアーブローによってブッシュ内部に溜まった切粉の除去ができます。

案内構造

ブッシュ側の挿入口が広いため、着脱操作が容易です。

傾き補正対応

ピンがテーパー形状のため、傾いた状態の抜差しができます。
(セルフセンタリングが可能です)

安全機構

万一バネ側に油が漏れた場合でも、安全装置により、アンクランプができます。

クランプ力

ピンにかかるクランプ力は、F方向に力がかかります。

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