【廃番】ガススプリング(ロック付)

E-9795

E-9795/【廃番】ガススプリング(ロック付)

材質
シリンダ:STKM12BEC
ロッド:S35C
ブッシュ:ポリアセタール(白)
キャップ:ポリアセタール(オレンジ)
ガス:ポリアミド
ガス:窒素ガス(N2)
表面処理
シリンダ:焼付け塗装
ロッド:ガス軟窒化処理
特長
■ロッドが最大長でロックし、ロッドが縮むのを防止します。
■扉や窓が不意に下がるのを防止し作業者の安全を守ります。
■装置に組み込めば、扉の開時に用ストッパーが不要になり、コンパクトでコストダウンができた装置になります。

注意事項はこちらから

[注意事項]
■ロック機構付(本品)とセット№のガススプリングと合わせて使用してください。
※セットNo以外の型式とは使用できません。
※GSKFタイプとは使用できません。
■キャップロック最大保持力は1kNです。それ以上の荷重をかけないでください。

[製品型式変更のご案内]
今回の新機種追加を機に、お客様がより選定して頂きやすい型式(製品仕様に基づく型式)に変更させて頂きました。変更については順次切り替えを実施させて頂きます。詳細はこちらをご覧下さい。

製品型式変更一覧はこちらから。

※この商品は在庫限りで廃番となります。ご了承ください。


仕様/価格

オーダー
スト
ローク
ガス反力(20℃) セットNo. 質量
g
価格 寸法図 製品
BOX
CAD 在庫
設定
在庫
状況
最大長
-10㎜時
(N)
最大長
-()㎜時
(N)
128463 GSL085-40-221 85 392 483(α=75) GS096-40-210 350 6,550 確認 追加 DATA 廃番 在庫〇
128468 GSL142-28-330 142 279 372(α=125) GS142-28-330 510 6,700 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
128469 GSL220-25-360 220 248 319(α=206) GS235-25-344 600 6,800 確認 追加 DATA 廃番 在庫〇
128470 GSL270-51-400 270 507 769(α=240) GS270-51-400 800 6,950 確認 追加 DATA 廃番 問合せ
128471 GSL280-75-420 280 745 1162(α=270) GS300-75-400 830 7,000 確認 追加 DATA 廃番 在庫〇
128472 GSL280-85-420 280 845 1318(α=270) GS300-85-400 830 7,000 確認 追加 DATA 廃番 問合せ

使用例・使用説明

機構説明 

 

その他製品情報

ガススプリングとは

密閉されたシリンダー内に高圧ガス(窒素ガス:不燃性)を封入してあり、このガスの反力をバネとして使用します。このガススプリングは小型でありながら大きな初期荷重で小さなバネ定数が得られますので、各種機械をはじめ、家具、自動車、OA機器等に広くご利用いただけます。

特長

●バネ定数が小さいため、広範囲のストロークでほぼ一定のバネ力が得られます。
●バネ定数とガス反力を広い範囲で設定することができます。
●伸びや縮みの作動速度をコントロールできます。
●小形・軽量設定です。
●作動がスムーズです。
●用途に応じた設計が可能なため、幅広い用途に対応できます。

スプリング特性の比較

構造図

ガススプリングの選定について

ガススプリングの選定を行う前に、「使用上の注意」を十分お読みになってください。
必要な、ガス反力、ストローク、最大長などの諸元は取付位置によって変わります。
ガススプリングを扉などに使用した時、軸方向以外の力を加えないでください。
そのため通常、扉などには2本1組で使用して下さい。
まず、扉などの重量物の開閉においてガススプリングを取付けることにより開閉に必要な力(以下、操作力とします)を小さくするということについて、モーメントの観点から説明いたします。

操作力とガス反力の関係

支点回りの扉自動モーメントMwは、Mw=W×L1-(- 1)
ガススプリングのガス反力モーメントMgは、Mg=Fg×L2(- 2)
扉を開ける方向の操作力モーメントMhは、Mh=Fh×L3-(- 3)
このとき、MwとMgの釣り合いにおいて、
Mw>Mg+Mh-(- 4) この場合、扉は閉まり、
Mw<Mg+Mh-(- 5) この場合、扉は開こうとします。
そして、Mw=Mg+Mh-(- 6)の場合、ガススプリングを取付けた扉が、開閉せずにその場所で釣り合います。以上より、想定した操作を扉に加えた場合、ガススプリングを必要とするガス反力は、使用ガススプリングがn本のとき、

となります。


         図1.ガススプリング取付状態

選定の手順

ガススプリングを取付ける構造物の仕様により、大まかな取付位置を決め、必要ストローク、最大長を求めます。そして、これに見合った製品を選定し、先に設定した取付位置にあてがってみて、選定した製品の反力が適当かどうか以下の手順にてチェックしてください。

1.全開時

全開時にガススプリングの力で、扉を開いた状態で保持するためには、
Mw<Mg+Mh…(5)
となるように操作力を設定します。このときの操作力は、(7)より、

一般的には、この力が-2〜-7kg の範囲に入るようにします。この操作力Fh がプラスのとき、ガス反力だけでは扉の自重により閉まってしまいます。したがって、扉を開いた状態に保持するためには掛け金・ステーなどを必要とします。また、あまり操作力のマイナス値が大きいと閉めるときに大きな力を必要とします。

2.全閉時

全開時と同様に、ガススプリングを取付けた状態の操作力は、

一般的には、この値が2〜7kg となるようにします。この操作力Fh がマイナスのとき、扉はガススプリングの力だけで開いてしまいます。これを防ぐには、留め金などで扉を固定してください。

3.途中行程

ガススプリングと支点との距離および反発力が扉の開閉により変化していきますが、前述の全開時、全開時と計算方法は同じとなります。一般的にこの途中行程で、支点回りの扉自重モーメントMw とガススプリングのガス反力モーメントMg の釣り合い操作力が零となる点が存在します。
以上の計算結果が適当でないときは、取付位置や使用ガススプリングを変更するなどをして再度チェックを行ってください。

選定上の注意点

●ガススプリングが最も縮んだときに、ロッド取付部とロッドガイドの間に10mm程度の余裕を持たせてください。
●ガススプリングのストローク以上に扉が開く場合、あらかじめ扉にストッパなどをつけ、ガススプリングに引っ張り荷重がかからないようにしてください。
●ガススプリングのロッドを下向きとし、稼動範囲内で垂直より60°以上傾く場合は、取付角度フリータイプのガススプリングを選択してください。
●この選定法には、ガススプリング内部及び取付部・扉のヒンジ部などの摺動抵抗などは考慮されておりません。したがって、実際には、上記の摺動抵抗により扉の動きが重くなりますので摺動抵抗などを考慮のうえ選定してください。
●ガススプリングは、扉などの開閉の補助を目的としており、扉などに突風や重量の増加など外的な要素が加わると扉などが動いてしまう恐れがあります。また「使用上の注意」に反し、ガスが抜けると扉などが動いてしまう恐れがありますので、扉の状態を保持する場合は、掛け金・支え棒などのストッパを取付てください。
●ガス反力は、カタログ上、最大長-10mm時と最小長+αmm時の2点が記されております。
一般的にガス反力は比例変化しますので、必要なストローク時の反発力を求めるときは、図2の様にこの2点を直線で結んで、知りたいストロークの個所を読み、推測してください。
●カタログ上のガス反力は20℃のときの値です。20℃以上のときはガス反力が大きくなり、20℃以下のときはガス反力が小さくなります。
●仕様、用途など不明な点はお問合せ下さい。
●この選定法は、あくまで計算上のものなので、使用ガススプリングの決定の際には必ず実機や試験機などでご確認下さい。

使用上の注意

●ガススプリングが最も縮んだときに、ロッド取付部とロッドガイドの間に10mm程度の余裕を持たせてください。
●ガス反力は、カタログ上、最大長-10mm時と最小長+αmm時の2点が記されております。一般的にガス反力は比例変化しますので、必要なストローク時の反発力を求めるときは、図2の様にこの2点を直線で結んで、知りたいストロークの個所を読み、推測してください。
●カタログ上のガス反力は20℃のときの値です。20℃以上のときはガス反力が大きくなり、20℃以下のときはガス反力が小さくなります。
●使用・保管時の製品温度は、-20℃~60℃の範囲としてください。 運送(陸海空)は、上記が守られた状態で行ってください。
●仕様、用途など不明な点はお問合せ下さい。
●この選定法は、あくまで計算上のものなので、使用ガススプリングの決定の際には必ず実機や試験機などでご確認下さい。
●ロック機構付き(本品)とセット型式の(標準)ガススプリングと合わせて使用してください。
●キャップロック最大保持力は1kNです。それ以上の荷重をかけないでください。破損致します。

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