コレットクランプ

E-9639

E-9639/コレットクランプ

材質
本体:S45C、ゴム:NBR
熱処理
焼入HRC25
表面処理
黒染め
特長
■テーパーボルトの締付により本体外径が拡張する内張り式のコンパクトクランプです。
■ワーク加工面にクランプの干渉がないため。5面加工に最適です。
■クランプスペースが少ないため量産ワーク加工用ジグにも最適です。
■切粉侵入防止用のゴムを接着し、清掃時間短縮と動作異常を防ぎます。
■ワークの穴径に合わせて外形をセルフカットしてください。

[付属品]
テーパーボルト 六角ナット(1種)

仕様/価格

オーダーNo. No. 適応ワーク穴径 許容操作トルク
Nm
クランプ力
kN
許容拡張径
(ストローク)
重量
g
価格 寸法図 製品
BOX
CAD 在庫
設定
在庫
状況
149231 CC0820 φ15~φ20 22 5 0.3 91 9,000 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
149232 CC1235 φ20~φ35 76 12 0.35 326 16,500 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇
149233 CC1655 φ30~φ55 190 24 0.35 857 22,000 確認 追加 DATA 在庫 在庫〇

使用例・使用説明

取付寸法図

オーダー№ A 0/-0.05 B C D
149231 CC0820 30 M3 M8深さ16以上 38
149232 CC1235 45 M4 M12深さ18以上 56
149233 CC1655 65 M5 M16深さ28以上 76

 

セルフカット方法

C D F X
(推奨拡張径)
許容拡張径
CC0820 20 15 15 0.04 0.3
CC1235 35 20 20 0.04 0.35
CC1655 55 30 27 0.08 0.35


①テーパーボルトを入れない状態で製品の実際の外径を測定します。C'とします。
②テーパーボルトを入れ、付属のナットで推奨拡張径Xだけ広がるように締め付けま
 す。
 例)CC1235使用 C'=35.05の時、C'+X=35.09
   (この値になるまでナットを締め付けます。)
③使用可能最小径を求めます。これがセルフカット径になります。
 使用可能最小径=ワーク穴径の最大径-許容拡張径+推奨拡張径
 例) ワーク穴径28±0.1の時、28.1-0.35+0.04=27.79
 となるので、27.79mmとなるようセルフカットします。
④上記で求めた使用可能最小径となるようにセルフカットを行ってください。

切粉の侵入防止について

本体スリット部にゴムを接着。スリット部への切粉の侵入を防ぎます。
清掃時間が短縮でき、ワーク着脱工程の改善が行えます。

使用例


単品での小物ワーク用多数個取り治具例

横形MCでの多数個取り上面加工用治具例

注意事項

・コレットクランプ本体にNBR(合成ゴム)、接着剤が使用されています。塩素系の切削液、強アルカリの切削液を使用されると、
 耐久性に悪い影響を与えますので注意して下さい
・クランプするワーク穴径の寸法公差範囲は、許容拡張径(ストローク)以内でご使用ください。
 許容拡張径を超えるワーク寸法公差範囲の場合、使用できません。
 例) ワーク穴径の寸法公差範囲0.3(φ30±0.15) < 許容拡張径0.35(CC1235使用)

 

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