【廃番】MTBマグネットチャック用コントローラー

E-9939

E-9939/【廃番】MTBマグネットチャック用コントローラー

特長
[電源]AC200V 50/60Hz
[電源ケーブル長さ]3.5m
[出力ケーブル長さ]ST120F:2.5m ST200F:4.5m

※この商品は在庫限りで廃番となります。ご了承ください。


仕様/価格

オーダー
質量
kg
価格 寸法図 製品
BOX
在庫
設定
在庫
状況
107694 ST120F 2.5 105,000 確認 追加 廃番 問合せ
107695 ST200F 5.9 300,000 確認 追加 廃番 問合せ

使用例・使用説明

縦型MC    
横型MC    
門型加工機    
5軸加工機    

 

特長

 

強力吸着6150N・・・でも切粉がつきにくい。
(1磁極あたりφ70mm:SS400の場合)
作業効率の改善。
ワーク厚さが磁極長さの約半分以上である場合、ワーク上面にはほとんど切粉がつきません。磁気がワーク内を通り、N磁極からS磁極へ向かって流れるため、ワークに切粉がつきにくくなっています。 手締治具の場合は、工具による締付が必要ですが、マグネットチャックの場合は、工具レスなので作業者の負担が軽減します。
工程の集約(上面&輪郭加工) 切削水の浸入を防止
手締治具の場合は、クランプ箇所を確保する時、加工干渉に注意が必要でしたが、マグネットチャックの場合は、下部吸着なので干渉領域も少なく、安心です。 ワークを載せる上面には樹脂や真鍮を使用していません。表面はオールメタルで切削水の浸入を防ぎ、耐久性を向上させています。

 

マグハイトブロック/マグワークサポート使用時

 

面加工をする歪んだワークや黒皮ワークの精度安定
マグネットチャックでマグハイトブロック/マグワークサポートを使用すると、高さ基準に合わせてクランプすることができ、さらにワークセンターもクランプすることができます。

 

使用方法

 

①コネクターを差し込みます。 ②コネクターを取り外し、防水カバーをセットします。 ③加工を開始します。
着磁ボタンをON(緑色)にすることにより、着磁します。    
④加工が終了したら、再度コネクターを差し込みます。 ⑤ワークを交換します。  
 
脱磁ボタンをON(白色)にすることにより、脱磁します。    

 

その他製品情報

注意事項

 

マグネットチャックの吸着力は、様々な条件により変化します。
ご使用になる前には、①~⑨の条件を考慮・検討していただき、本製品が使用できるかどうかをご判断ください。

 

①吸着力に関する条件 磁束密度

ワーク中を通過する磁束量が吸着力を決定する条件となります。最適な保持のためには、ワークの中にできるだけ多くの磁束を取り入れることが必要です。
一般的なクランプの場合、永電磁チャックのN極とS極に正しく置くことで磁束をできるだけ多く取り入れることができます。

②吸着力に関する条件 接着面積

接着面積が倍になれば、ワーク中を通過する磁束量も倍になり保持力も倍になります。(上図)
また、連続接着面積が大きいほど吸着力は強くなります。(下図)

③吸着力に関する条件 嵩上げブロックの高さ

嵩上げブロックが高くなるほど、ワークに流れる磁束が減少します。下記のグラフより減衰率を考慮してください。

④吸着力に関する条件 ワークの材質

加工ワーク、もしくは吸着させる治具プレートの材質によって減衰率を考慮してください。

⑤吸着力に関する条件 ワーク表面の状態

加工ワーク、もしくは吸着させる治具プレートの接着面の状態によって単位面積当りの吸着力が変わります。適切な値で吸着力を求めてください。

⑥吸着力に関する条件 ワークの推奨サイズ

ワーク中の磁束は、マグネットチャックの一方の極の中心からもう一方の極の中心へ半円を描くように流れます。ワークの厚さがこの半円よりも薄い場合、磁束はワークからはみ出てしまいクランプを十分発揮できません。磁束の流れをすべて包含することのできる適切な厚さのワーク(ワーク最小サイズ以上)でご使用ください。
また、吸着力を最大限に発揮させるために、4極以上に載るサイズのワーク(ワーク最小サイズ以上)に使用してください。

ワークの推奨サイズ

⑦吸着力に関する条件 マグネットチャック上のクランプ計算

【吸着力(クランプ力)計算例】(ワークサイズ/300x300x35mm  材質/FC250の場合)

⑧加工に関する条件 切削推力の向き

切削推力の方向が、吸着面に対して水平方向の場合、切削推力に対して吸着力は3~10倍必要になります。(摩擦係数0.1~0.3)
必要な保持力が吸着面に対して水平方向の場合は、その対策として、切削推力方向に対してワークストップ(ストッパー)を設置することで、吸着力を大幅に低減させることができます。

⑨残留磁気に関する条件 脱磁器の使用

熱処理を施したワークは磁気が残り易いために(残留磁気)マグネットチャックから取り外しにくい場合があります。残留磁気は、脱磁器を用いて磁気を取り除いてください。

 

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