エポキシグラウト

E-1123

E-1123/エポキシグラウト

特長
■コンクリートと比較し3~4倍の高強度です。
■主剤・硬化剤の混合開始から流し込みまでの作業可能時間が約60分で無駄なく施工可能です。
■流動性が高く、低発熱・低収縮のため施工性に優れています。
■硬化剤の着色により混合完了を見える化。混合不良を防止し、確実な混合が可能です。
■硬化時間は打設(又は流し込み)後約12時間と短く、翌日からレベル出し等の作業が可能なため据付工期短縮ができます。

[用途]工作機械、各種産業機械、半導体製造装置、定盤等据付時のアンカー固定に最適。
[動画はこちらから]
攪拌作業


流動性

仕様/価格

オーダーNo. No. 主剤 kg 硬化剤 kg 全体質量 kg 全体容量 ℓ 価格 寸法図 製品
BOX
在庫
設定
在庫
状況
127386 EPG005 8.2 1 9.2 5 32,400 確認 追加 在庫 問合せ
117505 EPG014 23 2.8 25.8 14 67,000 確認 追加 在庫 在庫〇

使用例・使用説明

■養生期間が短く設備立上げまでの工期を短縮

 夕方に打設し、翌朝よりレベル出し作業が可能です。
 NBKエポキシグラウト 12時間
 一般コンクリート 約7日間

■高強度

 アンカーボルト及びコンクリートとの接着強度はもちろん、引強度張、圧縮強度も高いため、耐震効果や基礎との一体化による剛性アップを可能にします。

■確実な作業性

 作業手順書により作業標準化で人によるバラつきを削減します。
 硬化剤を着色し「見える化サイン」で混合不良を防止します。

■安全性

 毒物及び劇物指定令(平成30年6月29日改正)に非該当で安全です。

硬化時の性状

強度項目 試験方法 ナベヤ規格値 N/mm2 実測平均値 N/mm2
圧縮強度 ASTM D 695 70 78.6
JIS K7208 85 99.9
圧縮弾性率 ASTM D 695 6000 6241
JIS K7208 5000 6800
引張強度 ASTM D 638M 20 25.8
JIS K7113 20 25.1
曲げ強度 ASTM D 790M 35 55.6
JIS K7203 35 55.2
圧縮せん断強度 ASTM C 882 20MF 27.5MF
JIS K6852 5MF 9.3MF
引張せん断強度 ASTM D 1002 10 16.7COF
JIS K6850 15COF 18.3COF
線膨張係数 ASTM D 2566 3.3X10-4 3.2X10-4
熱膨張係数 ASTM C 531 6.8X10-5 6.7X10-5

※MF:セメントモルタル破壊、COF:接着材破壊
 養生期間:20℃X7日間

■各種書類及び証明書はお問合せください。

 非該当証明書、毒物及び劇物指定令非該当証明、取扱説明書、SDS等

作業の流れ

注意事項

本製品は攪拌作業が必須作業です。
ハンドミキサー 250~300rpmを事前に準備してください。
流し込み作業は、とい、じょうろ、ポンプ等による作業となります。詳細はご相談ください。

動画

攪拌作業 流動性

 

その他製品情報

EPG005 EPG014

マシンインストレーションシステムとは・・・

レベリングブロック・ヘリカルアンカー・エポキシグラウトから構成され、基礎と一体化、耐震・剛性効果を高め、設計~据付までをバックアップするシステムです。

①機械と基礎の一体化による耐震・剛性効果

機械と基礎をヘリカルアンカー及びエポキシグラウトで締結、一体化する事で、地震による設備の転倒・ズレを防止し震災後、素早く復旧が可能。
スピンドルやテーブル移動量が大きく、加速度の高い加工機などの移動防止効果を図るとともに、長期的な機械精度の安定化を実現させます。

②剛性・精度・解析・荷重試験等による技術データのバックアップ

過去の実績ではなく、後任・次期開発者へ理論値だけでなく確実なデータを基準として引継ぎ管理が可能。

■レベリングブロック ■アンカーボルト ■エポキシグラウト
荷重による変位量の解析と実測定値、荷重と操作トルク等 引張強度、締付力、破断荷重等の実試験値 圧縮強度、引張強度、コンクリート及び鋼材接着強度等

 

③作業性も重視、確実な据付と工期期間を大幅短縮

撹拌作業の良し悪しで硬化強度が大幅に変わるエポキシグラウトは、着色による混合サイン「見える化」・手順書による確実な作業で正規の硬化強度を発揮させ、打設翌日にはレベル出しが可能です。
レベリングブロックは内部抵抗の低減により、μ単位のレベル出しを可能にします。

コンクリート施工との養生期間比較

施工工期 約6日間の短縮が可能

コンクリート施工の場合 エポキシグラウト施工の場合
コンクリート打設後 養生7日間
本芯出し
エポキシグラウト打設後 養生1日
本芯出し

コンクリート施工との強度比較

コンクリート圧縮強度 30~40N/㎟
エポキシグラウト圧縮強度 85N/㎟~100N/㎟

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